高温中の洗車の注意方法。
30度を超えてまもなく40度に迫ろうという中、自分自身も水びたしになりながらの洗車は、状況によっては気持ちよいものだ。
しかし、水道水には水だけではなく、車に水の跡を残す不純物も含まれている。特別な道具なしにちょっとした気遣いで仕上がりが大きく変わるので、ブロワーや純水に変換する機械を持っていなくても大丈夫だ!
真夏は炎天下を避けるのが良し
車に残った水滴が気温の高さで蒸発してしまうと、丸く水滴の跡になってボディに残る。こうなってしまうとこれを取る事は大変だ。これが水道水に含まれるカルキなどの跡だ。
こうならないためには、水滴が乾かないうちにふき取るor水を飛ばす必要がある。
そのために気をつける事は主に3つ。
①炎天下での洗車は避ける
炎天下での洗車はボディについた水滴があっという間に蒸発してしまう。
気持ちよく洗車している間にどんどんボディをシミだらけにしてしまうのだ。
夕方や早朝、曇り空の日など水が乾きにくい日や時間を狙って洗車して行く事が望ましい。
②一度に全部洗わず、細かく面単位で洗う
ボディ全体に水をかけて砂汚れやほこりを落とす。
その後、手洗い洗車の人はボディ全体を洗いたくなってしまうが、寒い時期ならそれでも良い。暑い時期では途中で乾いてしまうので、ドアを1枚洗う→流す、後席のドアを洗う→流す、とパーツ単位で分けて洗うと良い。
③その他の箇所も最後に拭き上げるまで乾かないようにマメに濡らしておく
自分の中で結構重要なのがコレ。
前ドア洗う→流す、後ろドア洗う→流す、後ろのガラスとバンパー洗う→流す、、、とやっていると、最初の前ドア辺りは乾き始めてくる。
これで乾くとやはり跡が残るので、常時全体が濡れた状態になるように他の洗ってない箇所も含めて濡らしておく。
手間だが、この工程は結構大事だ。
自己流だが、全体の洗車の流れは以下のようにやっている。
①ボディ全体を良く濡らす(土の汚れ等もふやけて落ちやすくなる)
②泡立てて上から順番にパーツ事洗っていく
③流すたびに他のまだ洗っていない部分も洗った部分も濡らす
④ガラスから拭き上げる
完成だ。
先日は日中37度もあり、人間がもたないので夜の7時過ぎに洗車。
良く見えないけど、長年の感覚で大体わかる。
翌日見たA3の状態。
今年で5年目で走行距離は約7万kmだ。
今はガレージ保管だが、4年間、走行距離62000kmまでは雨ざらしで置いてあった。
カルキや雨ジミなどはほとんど気にならない。というか、無い。
使っているのは1000円台のコーティング剤で、洗車の時に上記のように気をつけているくらいで、何もやってない。
愛情だけでこのくらいの状態にはキープできる!
ちなみに以下のボルボも全く同じ洗車方法&1000円台のコーティング剤だ。
S1000RRは小さいし、頻繁に乗らないので出かけるたびに帰ってくると洗車して、拭き上げてガレージにしまう。
2013年モデルで走行距離は17000km位だったと思うが、これもピカピカである。
ちなみに拭き上げるタオルはコストコに大量に売ってる黄色いマイクロファイバータオルを使ってる。
車にキズが付かないようにタオルのタグは全て切り取ってあるが、公開するのが恥ずかしいくらいメンテ道具にお金をかけていない。
高級ブロワーも浄水器も何もない貧乏仕様である。
それでも、ちょっとの愛情と気遣いで車両をこのくらいにはキレイに保てるぞ、という話でした。