のぶろぐ13。

重症な車バカの道楽ライフ

父親になった日のこと。

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女の子が産まれました。

 

元々子どもが好きで保育士になったのだが、自分自身の子どもが欲しいかと言われるとそうでもなく、、、。

しかし女性は体の事もあるので、妻は10カ月前から妊婦として過ごしていた。そして、予定日よりも2日遅れでようやく生まれてきてくれた。

そんな備忘録。

 

 

 

散歩の毎日からの入院

安産のため妊婦は散歩すると良いと聞いたので、ここ数カ月は毎日毎日公園や雨の日はショッピングモール等を歩き回っていた。徒歩が日常生活に組み込まれる事がない田舎住まいにとって、1日1万歩近く歩くのは大変!

 

2人で色々話をしながら毎日のように歩いていたのだ。

そして、入院したのがつい先週。

 

何となく様子がおかしいので心配、、、と妻が産院に電話したところ、病院側が検査したいというので行ってみた。そうしたらそのまま入院だ。

 

ほぼ出産予定日だし、てっきりその流れで当日中には産まれるのかと思ったらとんでもない!

 

ここからが長かった。。。

 

妻の体がなかなか産まれる準備段階に移行せず、陣痛促進剤を打って3日間不眠で陣痛に苦しんだ。自分も腰をさすってあげるしか出来ない状態。

 

3日目の朝には何度目かの陣痛促進剤を打ったものの、それでも赤ちゃんを出産出来る状態までにならず、薬の効果で陣痛ばかりが大きくなっていき妻の苦しさは最大に。

 

診察してもらったが、母親も子どもも弱ってきて危険な状態に近づいているので、緊急で手術をすることになった。

 

今から数時間後に手術ではなく、今すぐこのまま手術室に入るという状態だったので、普段ちょっとやそっとの事では動じない自分も、この時はさすがに不安になった。
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自分は立ち合いをしないので、手術室の外の椅子でドラクエ5のパパスのようにソワソワしながら待つ。

産院なので建物のあちこちで赤ちゃんの声は聞こえてくるものの、自分の子どもの声かどうかはわからない、、、。

 

正常分娩は不可能な状態だったので帝王切開になるけれど、出てきた赤ちゃんがグッタリして泣かなかったりしたらどうしよう、、、と不安。

 

3日も不眠不休で苦しんで結局帝王切開する位なら、初日の時点で帝王切開にしてもらえばよかったな、、、でも、こんなに難産になるなんて思わないしな。。

 

そんな事を考えて、過去のどの時点でどの選択を取る事が最善だったかを考えたり、用もないけど立ち上がって手術室の近くに歩いて行ったり。

 

落ち着かないで待っていたところ、体感で数十分後、手術室の自動ドアが開いた。
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助産師の方が

『おめでとうございます!産まれましたよ!』

と。

 

 

良かった。。

 

 

手術室の中には入れないけれど、案内されて部屋の前に行くと中から元気な泣き声も聞こえる。

無事産まれて良かった。

 

ホントに良かった。

 

産まれた子どもと対面。

今はコロナ禍のため付き添いの人は1日に1人しか産院に入れない。

ホントは妻の母親も来たかったと思うのだが、妻の希望は”産まれた子どもは夫に一番に抱いて欲しい”というものだった。

 

産まれる瞬間だけ来るという事が出来ないので朝から1日産院にいたのだが、その甲斐あって妻の希望通り自分の子どもを最初に抱くことが出来た。

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子どもと対面

3000g無いくらいの女の子。

抱っこするときは泣き止んだ。

 

抱いてみると人とは思えないくらい軽い。

 

過去の検診で3Dエコーを撮った時もいつも顔を隠していたのだが、産まれてきても相変わらず顔を隠している。

 

抱っこして助産師さんに写真を撮ってもらっている間も、足はジタバタ動いている。

お腹にいた時もよく蹴っていたもんな。

 

 

手術の時の様子を聞いてみたところ、赤ちゃんが胎内でへその緒に絡まってしまい、うまく身動きが取れず、苦しくて出て来れなくなっていたかもなんだって。

 

可哀そうに。

 

苦しかったね。

 

母親も苦しんでいたけれど。

 

人として見れば小さいけれど、このサイズがお腹に入って動いていれば妊婦さんの大変さは尋常じゃないなとも思う。

 

 

子どもを助産師さんに返すと、手術室から妻がストレッチャーで運ばれてきた。

麻酔はまだ効いているものの意識はあるみたい。

 

『、、、。子ども抱いた、、、??』

 

”今抱いてたよ!よく頑張ったね!!”

 

そう伝えてそっと妻に触れたんだ。

 

 

 

立ち話は最小限で妻は別の部屋に向かっていった。

 

子どもが産まれて変わったココロ

お腹の中で暴れているのは知っていたけれど、その正体を今日見ることが出来た。

 

3日間、自分も心配であまり寝られずにいた。

でも、無事産まれて抱っこしたら疲れがふっと消えてしまった。

 

 

世の中の

”子どものためなら頑張れる!!”

というお父さんお母さんを見て、自分はそうなれるだろうかと疑問に思っていた。

 

なれるかどうかはまだ分からないけれど、少なくともそうなりたいし、そう思える気持ちは既に分かった気がする。

 

 

産まれてきてくれたこの子にも、『この親から産まれてよかった!』って思ってもらいたいから、これから一緒にいろんな事を体験させてあげようと思う。

 

 

今回の出産を間近で見て、このように産まれて育った、もう成人した他人に対しても優しい気持ちになれるようになった。

 

優しさの初心を取り戻した気がする。

 

 

妻には本当にお疲れ様と伝えた。

子どもには無事産まれてきてくれてありがとう。

 

子どもも母親も大変だったけれど、とても幸せでカラフルな1日になった。

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