月に一度は動かしたい。
梅雨入り&夏到来でバイク乗りには厳しいシーズンがやってきた。暑いのは大の苦手なので、猛暑の日には出かけない。
梅雨時期の合間に気温もそこそこで曇り空の日があったので、今月はこの日をバイクの散歩日にする!
短時間で満足なS1000RR
バイクの性格にもよるのかもしれないし、ライダーの性格によるものかもしれない。
以前ハーレーを所有していた時は長距離を走らないと、走った気がしないと思っていた。短距離だと不満。
それがこのBMWのS1000RRになってからは短距離で満足するのだ。
短距離の定義は人それぞれだが、時間で言うと概ね往復1~2時間程度。
きっとS1000RRは走行性能が高く、ワインディングを選んで走っている事もあるので、余計に満足感が高いのだろう。
短い距離で濃密な時間を過ごす。
だから、夏の陽が傾いた午後3時頃から出かけて5時頃には帰ってくる、これで満足。
勿論、長距離ツーリングも楽しいけれど普段長距離のらない事もあって、疲労が一週間は残る。(主に肩凝り)
首都圏で夜景をバックに首都高を走るのもこの上なく素敵だが、田舎の涼しいワインディングを貸切で駆け抜けるのもまた、同じくらい捨てがたい体験だ。
さて、夕方涼しくなってきたので榛名山に上がる。
下界は暑いので山に上るのが吉!
榛名山のストレート。
緑がいっぱい!
湖畔周辺まで上がってくるとパンチングレザージャケットでは寒いくらい。快適だ。
週末は賑やかだが、平日は割といつ来てもこんな様子。
この直線を奥に進んでいくと漫画で有名なスタート地点がある。
漫画は読んだことないので詳しい事は分からないが、スポーツカーやバイクはよく停まっている。
曇り空。
雨降りそう。
S1000RRこっちからの顔が好き。
S1000RRの好きなところの1つがスイングアーム。
手の込んだこの形がお気に入り!
ミラーの景色。
直線。
場所を移動して湖畔の駐車場へ。
平日午後4時頃だけど、ホントに貸切状態。
S1000RRのモンスターパワー
現代のバイクに比べてもひけを取らない程のパワーを誇るS1000RR。
ピッコロがマントを脱ぐみたいに、ディーラーで秘めたパワーをフルパワー化することもできるようだが、現在のパワーに規制がかかった状態でも扱いきれない程の速さなので必要なし。
ちなみに日本仕様は確か156馬力。
本来の力を発揮して、フルパワー化すると193馬力に。
四輪の感覚からすると『なんだ193馬力位なら大したことないじゃないか!』と思うだろう。
バカ言っちゃ困る。
S1000RRは装備重量が約200kgほどなので、車の馬力に換算するには5倍。
車で言うところの965馬力相当のパワーである。
(日本仕様は780馬力程度に抑えられる)
いじらなくても四輪の800馬力近いパワーなので、不満は1mmもなし。
久しぶりに乗ると、普段乗っている車に比べて、まるで熱した包丁でバターを切るかの如く、加速減速、コーナリングが思いのままである。
滑らか!
本当に素晴らしい。
ド素人の自分が乗ってもこんなに乗りやすいので、きっと犬でも乗れるだろう。
その位扱いやすいバイクだ!
写真の奥は湖畔。
湖畔周辺でのんびり写真撮影して戻ってきても2時間ほど。
今は緑もキレイで涼しくて過ごしやすいので、榛名山はオススメだ!
ただし、ゴミはポイ捨てせず必ず指定場所に捨てるか持ち帰るように。