のぶろぐ13。

重症な車バカの道楽ライフ

ボルボXC60 B5 2021 レビュー。

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世界最高峰の安全性。

 

世界レベルは大違い。

ボルボは特別にエンジンが良くて走行性能が優れるとか、先進技術の塊とかそういうものが売りではない。一番の売りは北欧デザインの美しさと世界一堅牢な車作りだ。

試乗中は車に乗っているというより、家のソファで寛いでいる感覚だった。

 

 

 

癖のない車のデザイン

世の中の自動車メーカーは自車の独自色を出そうと必死だ。

ライトのデザインが奇抜だったり、グリルが天文学的に大きかったり、、、。

でも、結局流行りもあって、どれもあまり変わらないデザインになっているのも事実。

 

今回試乗するボルボXC60もフロントリアのライトで何とかボルボっぽさが出ているものの、それ以外の外観は突出して特徴的な要素は何もない。

 

しかし、これは意図してやっているように見える。

 

ボルボは全体的に『オラオラ感』がないブランドである。

 

上記で述べている通り、売りは車体の安全性とすっきりしたデザイン。

 

ドイツ系のデザインもスッキリしているが、スッキリのベクトルが全然違う。

 

あれはどっちかって言うと、スッキリというより武骨だ。

 

惜しまれて生産終了してしまったワーゲンのビートル。あんなに可愛いデザインなのに車内は男の仕事場感がある。

 

そしてこれがフィアットの500になってくるとつまみ1つとっても可愛くなり、一気に女性的なイタリアンデザイン全開になってくる。

 

ボルボのインテリアは例えればセンスの良い高級家具だ。

シートも整形外科医が開発に関わり、長時間座っても体に負担がかからないシート作りをして、快適に車内で過ごせるようになっている。

 

そして外観は高級車の雰囲気を出しながらも特段嫌味っぽさがゼロ。

 

派手さを好まない人には好感を持たれるはず。
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ボルボXC60 B5 

ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4690×1900×1660mm
ホイールベース:2865mm
車重:1940kg
駆動方式:4WD
エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ
モーター:交流同期電動機
トランスミッション:8段AT
エンジン最高出力:250PS(184kW)/5400-5700rpm
エンジン最大トルク:350N・m(35.7kgf・m)/1800-4800rpm
モーター最高出力:13.6PS(10kW)/3000rpm
モーター最大トルク:40N・m(4.1kgf・m)/2250rpm
タイヤ:(前)235/55R19 105V/(後)235/55R19 105V
燃費:11.5km/リッター(WLTCモード
価格:734万円

 

ボルボSUVは小さい方からXC40、XC60、XC90と3種類のサイズがある。

XC90になるとフラッグシップSUVなので究極の贅沢仕様になるが、ボディサイズも横幅2メートル級になるので購入できる住環境の人が限られる。

 

今回はXC60で真ん中のサイズ。

 

場所によっては大きさを持て余すけれど、無理なく使えるサイズ感だ。
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フロントデザイン、ポジションライトが常時オンですごく明るいので高級感がある。

国産車もポジションランプがLEDで常時点いている車多くなったけど、まだ全般に暗い車が多い。

スープラは正面から来るとドイツ車かと思う位明るいが。
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うしろ。
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インテリア。

茶色のレザーシート。
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車内は濃茶と茶色と黒でセンス良くまとめられている。
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タブレットサイズのナビ。エアコンの操作も音楽の操作もここで出来る。直感で操作できるようにシンプルな画面になっている。iosよりもアンドロイド系。
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シフトノブがBMWっぽい。

エンジンスタートボタンは『START ENGINE STOP』というボタンを右にひねる。

その下はドライブモードを変更できる。
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クリスタルガラス、、、的なものだろうか。
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ドアの内側。
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ハーマンカードンスピーカー。
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後席のドア重い。

安全性を感じる、、、。
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足元も広々な後席。

後席の温度やシートヒーターもデジタル表示。
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市街地走行

エンジンをかける、、、が!

エンジンはかからない。ハイブリッドだからだ。静かに電源オン!

 

見切りが良くて運転しやすい視界。

高い目線から見渡せるのはSUVの最大のメリットでもある。

 

運転しやすい。

 

何というか、、、普通だ!!

 

パワーが下からモリモリと湧いてくるタイプではないし、ブレーキもドイツ勢に比べれば随分ソフト。気持ち強めに踏まらないと意図してるところでは止まらない。

 

ハンドルはビックリする位軽く、細めなので女性でも問題なし。ステアリングヒーターもついている。

 

ハーマンカードンスピーカーからサウンドを流すと、立体感のあるサウンドに包まれる。座り心地の良いシートと相まって、長距離運転では頼もしい相棒になるだろう。

 

加速チェック

走行モードをダイナミックに変更して加速時のパワーを確かめる。

パワーを求める車ではないし、当然飛ばす車でもない。しかし、余力を確かめる必要はある。

 

ダイナミックモードでは足が少し硬くなり、ドライブモードでは高回転(2000回転以上)をキープして走るようになる。

日常スピードの領域でもレスポンスは多少良くなるが、『多少』の域は出ない。

 

ストレートで強く加速してみると、エンジンは盛大に叫ぶが車はあまり前に進まない。

 

パワー求める車ではないので問題ないが、車好きが楽しく運転する上ではやや力不足。

 

例えばBMWのX1然り、アウディのQ5だって飛ばす車ではない。

だが、ワインディングに入ってその気になれば結構いいペースで走る事が可能だ。

それがXC60では無理。

ハイブリッドのプラスアルファの部分もあまり作用せず。

 

総評

パワーに関しては不足とまで言わないまでも、ライバルに比べ力不足は感じる。

でも、そんな事を求めるのは一部の車好きだけだ。

街中を通勤や買い物に快適に使って、週末はどこか遠くにお出かけする。

その際には素晴らしい相棒として大活躍してくれること間違いなしの良作だ。

 

ただ、全体的に良くできている反面コレと言って特徴がなく、強く印象に残る事もなかった車ではある。

 

ディーラーにいた動物だが、買いかどうかに関してはこのような姿勢で『ふむ、、、。』となってしまったことは事実である。
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