じぶんが通ってた頃もハーレー教習はあった。
最近、首都圏を走っているとアウディやBMWの教習車を見かける。
ド派手なペイントが施してあったりするので目立つのだが、それを見て思うのは”アウディで教習なんて贅沢だなぁ”と。しかし、世の中の変化によって今後これらの事は一部地域で加速していきそう。
なぜ輸入車での教習をするのか自分なりに考えた
自分が教習所に通っていた10年以上も前の話。
その頃も確か『うちの教習所ではハーレーのスポーツスターに乗れます!』
みたいなのがあった。
教習車はタクシーのような車だったが、ハーレーに教習で乗れるなんてすごいなと当時は思ったものだ。
それが今では車も輸入車での教習が増えてきているのだとか。
地元ではあまり見ないけれど、首都圏に行くと良く見るので、都会に行く程こうした事はありそう。
それで自分の予想なのだが、ずばりスポーツスターと同じで”客寄せのため”なのではないかと思った。
アウディやBMWであれば社会人になって仕事を頑張れば、いつかは乗れるかもしれない、と思う可能性がある。
これがポルシェになると一般的にはだいぶ馴染みがなくなり、ポルシェを使った教習を魅力に感じる人がグッと減りそうだ。その上のフェラーリやランボルギーニになると教習所が元が取れなくなるだろう。
だから、丁度いい所を取ってBMWやアウディなのではないかと思った。
実際輸入車を導入した教習所の担当者はこう話している。
「多くの自動車学校は、自動車メーカーが作る既存の教習車で教習や技能試験をおこなっています。
実際に、国産メーカーが作ってくれる教習車仕様のモデルは数種類と限られており、教習車の選択肢は少ない環境にありました。
ですが、教習車は法律の基準値を満たしていればどんな車種でも教習車にすることが可能です。
そのため、当校では輸入車の人気が高まっていることや教習所に通う生徒から家のクルマが輸入車という声を聞いて導入しています。
当校では、BMWやアウディを導入しており、技能試験を含めたすべての教程を輸入車でおこなうことできます。 輸入車を導入したことで、それを目的に入校してくれる人や輸入車に乗ることを楽しみに通ってくれる生徒がいます」
くるまのニュース
教習車に車種の指定はない
一般的に教習車といわれているクルマは、技能試験の基準を満たしている車両のことを指すため、法律の基準さえ満たしていればどのクルマでも問題ないといえるそうだ。
そして輸入車を導入している教習所の担当者の話を読んでみて、自分の予想通り。
やはりどうせ乗るなら、乗ってみたい車で教習を受けたいと思う人がいてもおかしくないもの。自分だってそう思う。
ウチもそうだが、最近は輸入車を所有する人が増えてきている。
昔言われていた輸入車はすぐ壊れるみたいな事も以前より無くなったし、実際自分のA3なんかは65000km走って故障ゼロ。バッテリーすら一度も替えていない(笑)
お金もかからず走行性能も静粛性も安全性も全てが高い。
こんな輸入車たちが身近になって来たのも時代の変化だよなぁとしみじみ思う。