苦手な事は克服しないという選択。
誰だって得意不得意な分野がある。
不得意の分野を克服することも勿論素晴らしい事だが、その道のりは大変だ。
それならばいっその事、苦手な事は克服せず放置しておけばいいのではないか。そして、その分自分の好きな事や興味ある事に打ち込んで長所を伸ばせばいいのだ。
意外とできない自分の長所を知るという事
自分ではこうなりたい!
将来こういう人でありたい!
自分もそうだが、様々な事を思うものだ。
しかし、なりたい姿と向いている姿が違うという事は多い。
自分自身もそんな事全く向いていると思わない事が、他人の言う通り、騙されたと思ってやってみたらそのまま仕事になってしまった、、、そんな経験もある。
その人の向き不向きは自分自身よりも周りの人の方がわかっている事が多いのだ。
自分自身の長所に気づく事。
自分がその時間を過ごしていて楽しい、時間が過ぎるのが早い、辛くない、、、そいういう事に気づくことが大切だ。
”夢中になっている人にいくら努力しても勝てない”というような言葉がある通り、努力は嫌な事を頑張って取り組むことも含めて”努力”という。
対して夢中は嫌ではないのだ。
夢中なのだ。
食べる事も寝る事も忘れて夢中になって取り組んでいる。
これを仕事にすることが出来れば最高だ。
成功している人は、自分自身をよく知っている
彼らが輝いて見えるのは、自分の長所を認識し、そこで勝負しているからです。自分の特技や強みがわかれば、それをどう表現すればよいかを模索しようとします。
サッカー選手にお笑いの才能がなくても、誰も気にしないでしょう。
やはり得意な分野で勝負をすることが、自分を輝かせる唯一の方法です。しかし多くの人は、自分にはお金がない、才能がない、チャンスがない、頭が悪い、人付き合いが下手、などマイナスの部分をより強調して認識しやすい傾向があります。
あるいは、それをコンプレックスとして引きずってしまう。
なぜか自分の欠点はよく見えるのに、長所や強み、伸ばすべき能力はなかなか見えないものです。
出典:『「できないことはやらない」で上手くいく 嫉妬、コンプレックスを「捨てる」技術』(WAVE出版)できないことは、やらないほうが成功できる?
allabout
自分の得意な事、苦手な事
自分の場合、興味ない事には本当に興味が無い。
一般常識に近いような事も知らない事が多い。
でも、興味ある事は寝る間も惜しんで調べる。それを調べないと、仕事も寝る事も休む事も手に付かない。
以前もブログに書いたが、フェラーリの360を購入した時、整備士の知人に言われた。
『せっかくフェラーリを持っているのだから自分で整備しないと勿体ない!自分の車だからどうしてもいいんだからさ!』
整備士らしいごもっともな意見だ。
しかし、申し訳ないが自分は自動車整備に関して1mmも興味がない。
そこに幸せや夢中は見いだせないし、自分で苦手な整備をして路上で止まって周りに迷惑をかける事の方が心配だ。
年齢を重ねて少しずつだが自分の得意不得意な事もわかってきた。
好きな事は放っておいてもやるので問題なし。
苦手だな、やりたくないな、、、ということをやらなくなっただけで生きるのが随分楽になった。