もうすぐ15周年。
1日3食食べる事が健康的な生活と聞いてここまで生きてきたが、どうやら100%そうとも言い切れないようだ。何でも、そうする事のメリットは科学的根拠が全くないどころか、むしろ糖質の摂取過多になる恐れがあるのだとか。
自分自身、そんな事は知らず1日2食を続けて15年になる。
1日2食しか食べない理由(自分の場合)
答えは簡単、朝ごはんの時間に起きられないからだ。
また、朝食を摂取するためにその分早く起きなくてはならないのであれば、僅かでも寝ていたいと思う。
そして、何より朝食をとると午前中腹痛になる可能性が高い。
そんな訳で家で朝食を摂ることはほぼない。摂ることがあるのは、眠れなくておかしな時間に起きた時くらいだ。
例外としてホテルで朝食付きのプランであれば食べる。
ホテルの朝食はそれ自体も旅行の楽しみである。
そんな訳で自分自身は2食生活は長いのだが、実家の親兄弟は1日3食を続けている。
この1日3食摂るという人は8割くらいの人が該当するそうだが、あおき内科さいたま糖尿病クリニック院長の青木医師によると、1日3食に科学的根拠はなく、むしろ食べ過ぎで糖質を摂取し過ぎてしまうのだとか。
成人が1日に必要な糖質は170gと言われています。
お茶碗1杯の白米が50g程度ですから、ご飯を1日3杯食べれば、それだけでほぼ摂取してしまう。糖質は米以外にも含まれますから摂取過多になり、肥満や高血圧、糖尿病を招く可能性があります。
さらに朝、昼、夜と間を空けずに食事をとると胃腸にも悪影響がある。
「たとえば8時に朝食をとると、昼食をとる12時までに消化しきれない。その状態で昼食を入れれば胃腸が絶えず働かされている状態になり、肝臓や腎臓など他器官への負担も大きくなる」(同前)
青木医師は「空腹時間」が大事だという。
「前日の夜21時に夕食をとって、朝食を抜く1日2食の食生活にするなどして、食事と食事の間に16時間食事をとらない時間を作ってほしい。
16時間空けることで、『オート・ファジー』と呼ばれる細胞の“リサイクル化”が起きます。古いタンパク質を除去して新しく作り直すため、免疫機能が高まるほか腸内環境も整うため、便秘なども改善される」
加齢とともに消化機能の働きは悪くなっていく。これまでの常識を見直す必要があるかもしれない。
週刊ポスト2021年4月9日号
「1日3食」は良いか悪いか論争 糖質の摂取過多になる恐れも
胃腸の休息も必要
16時間食事と食事の間を空ける事で細胞のリサイクルが起きるようだ。免疫機能を高めるだけでなく、便秘などの改善に役立つのだとか。
自分自身1日1回、16時間食事のインターバルが空くことが日常になって15年近く経つが特段体調不良はなく、むしろ調子は良い。
しかしだ。
キチンと3食摂っている人が体調悪いかと言われればそうでもなく、、、。
慢性的な体調不良や便秘に悩まされていたりする場合は、今までの食生活のリズムを変えてみるのは、試してみる価値があるかも。