必ずスポーツカーとすれ違う。
イニシャルDという漫画で有名な榛名山。
読んだことはないのだが、すれ違う車の種類を見て大体どの辺の車が主役なのかは想像がつく。伊香保温泉もピンクコンパニオンがいたり、峠は昭和のスポーツカーが走っていたりと、全体的にレトロテイスト溢れる素敵な山なのだ。
榛名山の麓のラブホから出てきた車
榛名山の麓には謎の博物館やラブホが多い。
命と性のミュージアムや、伝説の珍宝館、そしてもう少し上がるとラブホがいっぱい出てくる。そして榛名山の湖畔より少し上に上がると、男根岩という岩がある。
下ネタには事欠かないグンマーなのだ。
今日は天気が良かったのでS1000RRを出した。
バイク乗りとして、天気がいい日はバイクに乗らなくてはならない、、、という義務感みたいなものがある。
勿論、義務でも何でもないのだが、5月も過ぎると猛烈に暑くなってくるので、今のうちにたくさん乗っておくのが良さそうだ。
榛名山に上がるためにはいくつか道があるが、今日は伊香保温泉前のスタンダードルートで向かう。
遅い車につかまって、のんびりと走っていくと左手に命と性のミュージアム、右手に珍宝館。
そしてラブホ通り。
こんな平日の真昼間にラブホから出てくる軽自動車が①台。
右折しようとして待っているので、通りすがりにどんな人が乗っているのか見てしまった。中年の男女2人。
元気がいいのぅ!
今年一発目なので山道を慎重に上がる。
雪や枯れ葉なんかが大量に落ちている可能性があるからだ。
転ぶと痛いからね、色々と、、、。
下界は25度もある春の陽気だったが、湖畔周辺は寒いかも!
そう思って上がったのだが、全然寒くなかった。ポカポカと過ごしやすい陽気だ。
まだ枯れ木ばかりでキレイではないが、5月頃になればきれいな榛名山になるだろう。
誰もいない駐車場で写真の収まりを良くするために行ったり来たり、、、。
こういう時が一番立ちゴケしやすい。気をつけて動かしたので無事。
乗った後は必ず洗車しているので、出発するときはいつでもキレイ。
こっち側の目が可愛くて好き。
榛名湖畔。
釣りをしたり読書をして優雅に過ごしている人が見える。
裏榛名をのんびりと1往復してきたが、ここもやはり端に落ち葉が溜まっていたり砂があるところが数か所ある。スピードが出やすい道なので注意が必要だ。
それにしても、こうしたワインディングでアクセルをワイドオープンしてみると、S1000RRは全く使いきれない程のモンスターパワーを持ったバイクだという事がよく分かる。
ホントに速いし、猛烈なエンジン音にかなり興奮する。
でも、裏榛名は地蔵がいくつか立っている。
事故死した人の慰霊のためだとか。
調子に乗ると地蔵を増やすことになるので、抑え気味に。
さてこれからついに本格的なバイクシーズンが始まる。
場所によっては5月にシーズンは終わるが。
昨今の猛暑では真夏の日中に出かけるのは相当な根性がいるが、それを避けて気持ちよく走れる時期は4月~5月頃だろう。
雪も塩カルもなくなった榛名山を走って、バイクシーズンの到来を肌で感じた1日だった。