ようやく高速道路も含めて走ることが出来た。
さて、今年になって変えたS1000RR’13のスクリーン。
高速道路での防風性能向上を狙って、純正よりも高さがあるスクリーンに交換したのだ。
数センチの違いだが、これが実際には大きな差になる!と信じて走ってみたのだが、実際どうだったのかレポートする。
純正スクリーンで高速ツーリングは結構キツイ
今までは純正スクリーンであちこち出かけていた。
自分のバイクの用途はサーキットは走らず、大半がツーリングでの下道、そして時々高速道路だ。
下道走行時は何も気にならないが、高速道路を走る時は風圧が結構強烈だ。
勿論伏せればだいぶ違うが、レーサー並にガチで伏せない限り、期待するほどの防風性能は発揮されない模様。
物凄いスピードで走るのであれば絵になるが、高速道路を法定速度で走るのにタンクに胸が付くほど伏せていると、周りから見て『なんだアイツ、、、。』感が強い。
軽く前傾位で風圧が大人しくなってくれれば最高なのだ。
それで交換したスクリーンがコレ。
ゼログラビティのダブルバブルスクリーン。
透明が良かったが、在庫がこれしかなかった。純正よりも高さがある。
重ねてみるとこんな感じだ。
下が純正のスクリーンで、上の黒いのが交換後のゼログラビティのダブルバブルスクリーン。
近くで見ると結構違う。
これを装着して、走行テストに向かう。
まずは高速道路に上がる前に下道を走る必要があるが、元々下道を走る程度の速度であれば、純正スクリーンでも風圧が気になることはない。
問題は高速道路だ。
ちなみに、下道をゆっくり走っていても体にあたる風は僅かに大人しくなった、、、気がする程度。
体感同じ。
あの立っているフロントスクリーンに頭を亀みたいに引っ込めれば、快適になるような気がするぞ。
高速道路レビュー
結論から言おう。
25%~35%位良くなった。(純正比)
ベッタリ伏せる姿勢から、ほとんど伏せない姿勢まで様々な姿勢を試してみた。
一般的なツーリングでの姿勢であれば前よりもヘルメットが風圧で振られなくなった。
ちょっとだけヘルメットが緩いので、今までは高速走行時に風圧でヘルメットが少し動くことがあった。しかし、大して伏せていなくてもヘルメットが動くことはなかった。
これは、スクリーンが高くなったことで整流効果が上がったのだと思う。
そして、ツーリング姿勢とガチ伏せの間位で伏せると、明らかに胸から上の風の影響が小さくなる。風が上半身に当たりにくい。
最後に胸がタンクに当たるほどガッツリ伏せると、ヘルメット内に入ってくる風の音が静かになるのがわかるほど、防風効果が高い。
下道ではほとんどわからなかった防風性能だが、やはり風圧の影響が大きくなる高速ツーリングでは体感できるほどだ。
快走して喉が渇いたので家系ラーメンで喉を潤す。
海苔増し。
海苔が大好き。
この人の好物はハイオクガソリンだ。
比べる対象が間違っているが、BMWのツアラーのK1600シリーズやR1250RTなどの大型スクリーン&大型カウル系に比べれば防風効果はほとんど無いに等しいかもしれない。
しかし、見た目もスタイリッシュにこのバイクの用途を考えつつ、高速ツーリングを快適にするのであれば、充分実用的な防風性能だった。
高速道路を良く使うライダーであれば、ダブルバブルよりももっと高さのあるスクリーンでもいいと思う。
というかむしろそっちの方が良い。
後は見た目との兼ね合いだが、純正スクリーンからダブルバブルスクリーンへの変更だと、感動するほど大きくは変わらない。
あんまりスクリーンを高くすると高速道路は快適にはなるが、商用バイクみたいな見た目になるので注意が必要だ。