色々統計データ。
無料通話アプリのラインを使う人は心の健康状態が比較的良く、Twitterでつぶやく人は孤立感を感じやすい、、、そんな傾向が出ていることが東京都健康長寿医療センターでの調査でわかったそうだ。
さて内容を見てみようかね。
昭和や平成初期ではまず考えられなかったデータ
自分自身もおっさんであるが故、感慨深いところがある。
昔は”田舎に住む人は都会に暮らす人に比べて、、、”とかそんなアンケートは見たことがあった。
しかし、今回のアンケートは”ラインを使う人はツイッターを使う人に比べて、、、”というどちらもSNS上の話。
そのくらいSNSが市民権を得つつ、日常に溶け込んでいるということなのか。
改めてすごい世の中になったものだ。
それで今回はこんなアンケートが8578人に行われた。
SNSでのコミュニケーションが精神的な健康を保つのに寄与するかを調べる目的で、都内の18~97歳計8576人から郵送で回答を得た。
LINE、フェイスブック、ツイッター、インスタグラムの四つのSNSについて、「発信」と「閲覧」でそれぞれ「週に数回以上利用する」と答えた人を「定期利用者」として、心の健康についての質問に答えてもらった。
その結果、全ての年代でLINEを頻繁に利用する人は、しない人に比べて、精神的な満足感や幸福感といった心の健康状態が良いことがわかった。
一方、ツイッターで頻繁につぶやく人はつぶやかない人に比べて、「地域で孤立している」と感じる人が多く、18~39歳では約2割、40~64歳では約3割、65歳以上では4割を超えていた。
18~64歳の年代では、閲覧・投稿の両方を頻繁にしている人は抑うつ傾向が強い傾向がみられたという。
ラインを使う人は心が健康、ツイッターは孤立感
知らない人とラインでやり取りする事ってあまりないと思うから、ラインは実際の知り合いだ。それに対してツイッターはそこまで詳しく知らない、もしくは全然知らない人につぶやくので中身は別物だ。
アンケートの結果にもある”ツイッターは地域で孤立していると感じている人が多い”というのは少しだけわかるところもある。
厳密には違うのだが、例えば地元では出来ない話、知り合いにはバレたくない話、お客さんには知られたくない話、、、
でも話したい事!!!
ってあったりすると思う。
そこのニーズに答えるのが実名でなくてもOKなツイッター。
だからネガティブに見れば孤立感ともとれなくもないが、誰にでも何でも話せるわけではないから。
経営者も孤独だってよく言われる。
実際には3割くらいの人は「地域で孤立している」と感じるそうだから、確かにその通りの孤立を感じる傾向もあるのかもしれないけれど。
オンでもオフでも関わる人が増えれば増えるほど、対人トラブルも比例して増える。
楽しい事も増えるだろうけどね。
誰とも関わらなければ対人トラブルはないものの、孤立感、、、。
バランスが難しい世の中ですなぁ。