憧れのガレージ。
ガレージと家を同じような時期に建てることにより、外からはわからない『断熱材』の重要性が痛いほどよくわかった。
家の中は冬の朝にエアコンがなくても過ごせるが、ガレージの中は極寒。
とてもじゃないが、冬の時期にガレージの中にソファー置いて、愛車を眺めるなんてどころじゃない。
凍死する。
それで、今日は自分が提案してやってもらった、珍しく成功したガレージの工夫例。
今後ガレージ建てる人は参考にしてみて欲しい。
シャッター段差の防塵対策
自分が住んでいるグンマー県は、常時大暴風の風が吹き荒れる強風県である。
でも、以前住んでいた場所に比べると、今の高崎市はいくらか大人しい気がする。グンマーでも場所によって暴風被害が異なるようである。
前に住んでいたところは外で携帯が使えなかった。
理由は電波ではなく、『風が強すぎて相手が風の音しか聞こえない』からだ。
それなので、ガレージを建てたときはこの暴風のホコリ対策は必ずしようと心に決めていた。
ガレージと言っても密封されているわけではないので、ホコリは入ってしまう。
しかし、これをいくらか抑えることが出来れば、愛車の美しさも維持できるので考えてみた。
上の写真を見てみて欲しい。
タイルの部分がガレージのシャッターが下りる場所だ。
一段低くなっている。
高さにして1cmとかそんなものだけど、第一段階でシャッターでほこりを防ぐ。
そして、そこから更に侵入したホコリも、先にある1cmほどの段差の壁に当たり、ガレージ内に入ってこれないという仕様だ。
シャッターの接地部分にはまだ新しいゴムが付いているので、そこでホコリはしっかりせき止められる。
証拠に、タイルのセンター辺りにホコリの線が入っているのが見えるだろうか。
シャッターでこれだけのホコリがストップできる。
しかし、タイルの目地の部分は少し下がっているので、ホコリの侵入を許してしまう。
それは先の1cmの基礎との段差で侵入はストップされるようにしてある。
今のところこの効果はハッキリと出ていて、ガレージ内がホコリっぽくなったことはない。この仕様ならばホコリは勿論ガードできるし、横殴りの雨がシャッターにぶつかってもガレージ内には侵入は許さず、シャッター前方に排水する。
その際、排水した水で駐車場の舗装面を汚さないように、水の逃げ場を作ってあるのが石ころが詰まっている部分だ。
シャッターに当たった水は全てここに染み込むので、駐車場に汚れを作らない、、、のだそうだ。
自宅は建ててから
『あ~~!!ここは、こうしておけばよかったぁぁぁぁ!!!!』
という箇所は216か所くらいある。
図面じゃわからん。
実際作ってみて、こういう風になるってことだったのね、、、ってことは多い。
細かいところで、やり直したい箇所まで入れたら1980か所くらいはある。
しかし、ガレージ側は防塵対策は成功したので良しである。
考えてみれば、俺が欲しかったのは家付きのガレージ。
家はついでだったのだ。