自分で買った二本目の時計はジャパン製。
昨年購入したヴァシュロンコンスタンタンのシャンベラン。とてもお気に入りの時計だが、世の中の状況的にもなかなか腕にして出かける機会もない。そうでなくても、頻繁に持ち出しにくいので、もう少し手頃な毎日使える機械式時計を買ってみた。
それが、SEIKO SARY095。プレサージュという機械式時計シリーズだ。
SARY095に決めた理由
普段着にも合わせやすい機械式時計が欲しいと思っていたのだが、機械式時計は何せ高いものが多いので、購入には少しばかり慎重になる。
それで、当初はブライトリングのスーパーオーシャンやウブロのクラシックフュージョンも検討したのだが、どっちにしても自分には高いものなのでもっと気軽な値段で好みの物がないか探した。
それで見つけたのがこの時計のシリーズ。
購入に至ったポイントは3つある。
①デザインがクラシカルで良い
クラシック系のデザインが大好きだ。
この時計はクラシカルなデザインで、しかも時計の裏側は勿論だが、正面からも機械が動いている様子が見られる。
グンマーは車社会なので、信号待ちの間にチラ見して楽しめそうなデザインだ。
そして金属アレルギーなので、ステンレスベルトは拒否。
レザーべルトなのでそこも安心。
②価格が安い
新品保証付きで5万円くらいで購入した。
日常生活防水の耐磁性能付き。
普段使いやすい基本性能に加え、安心の日本製でかつ値段も安い。
毎日持ち出してぶつけても壊しても、ステンレスアレルギー発動で使えなかったとしても納得できる金額である。
それが100万円とかだとキツ過ぎる。
③ステンレスアレルギーテストも兼ねている
自分自身、金属アレルギーがあるのでステンレス素材は心配だ。
しかし、ベルトがレザーで時計の裏もガラスになっていて、腕に触れる面の多くはステンレス以外の素材。
汗をかいたり水にぬれたりしなければ、アレルギーは発動しづらそうな話も聞いたのでその人体実験も兼ねている。
最悪、腕に触れる部分の一部にアレルギー反応が出れば、マニキュアのトップコートを塗ってしまおうと思っている。
これもヴァシュロンコンスタンタンにマニキュアは塗りたくないので、この価格帯ならではの裏技と言える。
それも考えてのこの価格帯の時計がベストなのである。
正面から。
ブランドロゴや商品名が無ければもっと高い時計と言われても、自分にはわからないキレイな時計。
内部の機構が見える窓の上は24時間を指している。竜頭を回して時間を合わせると、ここも連動して動く。便利!
竜頭がシャンベランの1800倍回しやすい。(シャンベランの竜頭ちっちゃすぎ!)
まわしてる感もわかりやすい。
さすが日本製!
後ろ側。
手巻き付きの自動巻き時計。
腕に装着して歩いていればこの黄色い扇状の部分が振り子になって、ぜんまいが巻かれていくシステム。
アレルギーが発動したらこのステンレスの外枠の銀色部分にトップコートを塗布する。
本物を見ると、写真で見るよりはるかに高級感がある。
厚みもあってそこそこ重さもあるので、腕時計してまっせという気分に。
ピカピカ。
こっちは裏なので普段見えない。
こっちを表にして腕にすれば見えるけど、時間が見えんw
一度自分の腕のサイズに合わせておけばワンタッチで装着できる。
ステンレスパーツだがとってもキレイ。
普段使っていて、見た目はキレイだし動いているのがわかるし、ぜんまいを巻く楽しみもある。コスパも高い。
あまり高い時計を買うと傷つけたくないから使わなくなってしまうけれど、これは小傷上等でどんどん使っていくつもり。
価格に対して非常に満足感が高い時計である。
自分のような「高いものは買えないけれど、安っぽいものも嫌」という機械式時計入門者にもお勧めできるクオリティだ。
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