クリスマス。
サンタさんが本当にいると思っていたのは何歳までだったろうか。
自分の場合、小学校低学年くらいまでだったと思う。
自分だけが使える欲しい物を書いても、何故か兄弟みんなで遊べるものばかりが届いて、不思議に思っていた事がある。
今考えればうちは貧乏だったので、希望と違ったとしても毎年親が用意してくれていたのは感謝しかない。
サプライズのために平日の日中に買い物へ
今年はGoToトラベルも利用してあちこちに旅行に出かけた。
だからずっと引きこもっていたわけではないのだが、年末に近づくにつれ感染は増すばかりだ。
流石にここまで広がってしまうと気軽にお出かけという訳にもいかず、1月にも予約してあった旅行はキャンセルした。
感染が拡大している間は、自分のためにも周りのためにも、大人しくしてる方が良いだろう。
ところで、クリスマスがもうすぐやってくるのだ。
昨年もサプライズプレゼントしたのだが、今年も企んでいる。
常に思う事だが、基本的には一生に一度きりの結婚で自分を選んでくれた妻をがっかりさせたくない。
日常的に出来ることは勿論やって行こうと思うのだが、それとは別に
『友達はみんな羨ましいプレゼント貰っているのに私は、変なキーホルダーだけだ、、、。』
などと思わせたくないのだ。
勿論、気持ちがこもっていれば素敵なプレゼントに違いないが、気持ちがこもっていても旦那さんの自画像をもらって喜ぶ妻もそうはいないだろう。(注、例えだ)
ある程度、相手の欲しそうなものを推察することは大切。
という事で自分が購入したのはプラダのバッグ。
自分の妻はバッグが好きで色々持っているけれど、ハイブランドの物は高くて自分じゃなかなか買えないと以前も言っていた。
確かに、結構いい値段するけれどそれで喜んでくれるのなら是非ともプレゼントしてあげたい。
以前一緒にいったお店で
『このバッグカワイイ!でも高い~!!』
なんて話していたことがある。
同じものがあるか行って見たところ、なんとその時に接客してくれた気の利く店員さんが覚えていてくれ『前回ご覧になっていただいたバッグですか??』とすぐに案内してくれたのである。
素晴らしく仕事が出来る。
店員さんみんながこんなに気が利くわけではないが、こうして前回の会話内容やどの商品を気にしていたかなどを覚えているのは、本当に素晴らしい。
実際自分以外の男性もそうだと思うのだが、妻が興味を持つバッグを個々に記憶しているわけではないので(全く興味がない)、こうしてわかる女性スタッフが対応してくれると助かる。
多分、このバッグとこのバッグどっちがカワイイと思う?
という質問は、我々が女性に911カレラとカレラ4のどっちがいいか訊くようなものだろう。
店員さんと話はとんとん拍子で進み無事購入。
クリスマスプレゼント仕様にリボンをつけてくれた。
気さくな店員さんは
『私がサプライズでプラダのバッグなんて貰ったら泣いて喜んじゃいます!』
なんて言ってくれたけれど、本当に嬉しいと思ってくれれば買いに来た甲斐があるってもの。
一度見ればおなかいっぱいになる領収書入り。
さて、帰ってきたその日は妻が家にいたので、家の中には持ち込まず車内にバッグを置いたままガレージへ置いておく。
クリスマス当日まで部屋に隠しておこう。
裕福じゃない自分が背伸びしてブランド物を購入するのは結構大変。
でも、喜んでくれる顔が見たいので今年もサプライズ作戦するのである。