失敗は成功のもと。
失敗することが怖くて現状から動くことが出来ずにいる人がいる。
今の状況に満足はしていないが、違うことして失敗する位ならこのまま維持した方がマシという言葉も、過去に何人もの人から聞いている。
しかしどうやら確実に成功する方法があるようなのだ。
HOW MANY TIMES?(何回失敗した?)
転ぶのが怖くて自転車に乗らなかったらずっと乗れないままだ。
きっとみんな、小さい頃は膝や肘、時には顔面をすりむきながら必死に挑戦して乗れるようになったのではないだろうか。
考え方なのだが、結果として自転車に乗れるようになったのであれば、それまでの過程で転んだことは『失敗』ではない。
自転車に乗れるようになるまでの、避けては通れない必要なステップである。
車の運転もそうだ。
マニュアル車で発進時にうまくクラッチが操作できず、隣の人が手に持っているコーヒーを全てこぼすまで、前後に車を激震させた人もいるだろう。
ぶつけたり、ヒヤリとしたり、そんなことは誰だって必ずある。
それらも、失敗ではない。
それらも車を操れるまでに必要なステップだし、その後は車を運転するためには必ずついてまわる事である。
多くの人が大人になって慎重になる。
慎重になって『失敗したくない!』と思っていることは、そもそも失敗なのだろうか。
以下にある、多くの有名人の失敗回数を見てもらいたい。
最終的に成功しているので、これらは本当の意味での失敗ではない。
成功するために必要だった、ステップの数だ。
【3回】スティーブン・スピルバーグは南カリフォルニアの映画大学を3回不合格になった。
【25回】ティモシー・フェリスのThe 4 Hour Work Week(「週4時間だけ働く。」)は25回出版社に断られた。
【162回】このインフォグラフィック(表)の制作者は162回このデータについての検索をした。
【300回】Pandora.comの創始者は資金提供を得るまでに300回投資家にアプローチした。
【400回】リチャード・ブランソンは彼が最終的に(「しゃれ」で)ヴァージン・ギャラクティック(宇宙旅行ビジネスを行う会社)を創立するまで、400回起業した。
【1009回】ケンタッキーフライドチキンを始めたばかりのカーネルサンダースは彼のフライドチキンのレシピを売ろうとして1009回拒否された。
【1500回】シルベスター・スタローンは後に映画「ロッキー」となる彼の台本と彼自身を売ろうとして1500回断られた。
【5126回】ジェームス・ダイソンは成功するまでに電気掃除機の試作を5126回失敗した。
【10000回】トーマス・エジソンは電球を発明するまでに10000回失敗作をつくった。
How Many Times Should You Try Before Success?(成功するまでに何回トライしたらいい?)
www.turnyourideasintoreality.com
先日、贈り物をしたいので家に1つだけあったダンボールを出してきたところ、、、。
笑ってしまうほどジャストフィットであった。
たった1つ、たまたま家にあったダンボールがまるで専用箱のような素晴らしいサイズ感だったのだ。
一般的に考えて、このようなことは極めて稀だ。
このダンボールのように一発で引き当ててしまう人も世の中にはいる。
しかし、そんな人は極めて稀である。
多くの人は成功までに必要なステップを踏む必要がある。
しかし、それらは失敗ではない。
失敗とは最終的にうまく行かなかったときが失敗だ。
つまり確実に成功する方法とはシンプル極まりない。
成功するまで続ければ失敗することはない。
何を当たり前な、と思うかもしれない。
しかし考えてみて欲しい。
ステップを多く踏めば踏むほど、こうやったらダメなパターンが自分自身のノウハウとして蓄積され、ますます自身が望む成功の形に近づくのだ。
今はうまく行っていなくても心配することはない。
何故なら、今失敗と思っていることは、成功するための一つのステップに過ぎない。