のぶろぐ13。

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正直鬱陶しい車検制度。ところで他国の車検事情は?

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自動車は税金地獄だと前から言われている。

 

 車を持つと自動車本体の価格は勿論、駐車料金、自賠責保険料、任意保険料、重量税、ガソリン代、、、そんなに取るか?!ってくらいの金額がかかってくる。

これが車を購入する決断を阻害する原因なのは言うまでもない。中でも筆頭に上がるものに車検費用があるだろう。日本では2年に1回必ずやってくる車検だけど、海外も同じなのかな??

 

 

 

海外の車検制度

日本のように一律で2年間に1度という車検制度ではないにしろ、何かしらの整備を必要とする制度はあるようである。

確かに、そうでもしないとズボラな人はオイル交換もしないと思うので、整備不良の車ばかり走っているのでは歩行者ををはじめ、周りがたまったもんじゃない。

 

歩行者や他車のためにも車を整備しておく必要はあるだろう。

個人の暴走運転は整備ではどうにもならないが。

 

気になる日本以外の主な国の車検制度(車検類似制度)は以下のようである。

 

アメリカ自体に車検制度はありませんが、州によって独自の車検制度があり、また、整備不良の車は州法によっては高い罰金が課されてしまいます。

 

イギリスでは、費用は1回5,000円程度で、新車から3年目で車検をして、その後は年に1度検査を受ける必要があるようです。

 

イタリアは新車購入後10年間は一切車検がありませんので、自分で整備しなければいけません。

 

スイスなどは車検制度がないものの、車の排気ガスのコントロールにルールがあります。

 

オーストラリア・台湾では3年以上経過した車は指定工場で点検する必要がありますし、その後は毎年検査を受ける必要があります。

 

ロシアでは車を交通警察に持ち込んで合格する必要がありますが、警察が実権を握っていて、色々な噂があって怖いイメージです。

 

対して、中国・ブラジル・フィリピンなど、発展途上国や先進国ほど精度が整っていないような国だと、車検制度がありません。こうみると、先進国は何かしらの車検制度があるものの、発展途上国では、車検制度やそれに準ずる制度がなく野放しの状況のようです。

 

つまり、日本と違い海外では”自分の車には自分でちゃんと責任を持つこと”という考えがあり、ブレーキの点検やタイヤの管理など、日頃から車のメンテナンスを怠らないことが根付いているようです。

 

日本の車検は高い?海外の車検費用について

グーネットピット

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車検整備の必要性を考える

正直、我々車好きからすれば、いや車好きでなくても鬱陶しい車検制度。

 

しかし、これがなくなることで整備不良の車が世の中を多く走り回ることも確かに危険だ。車検制度がある現在でも、整備不良の車は世の中多く走っているが、これよりさらに多くなるのは心配だ。

 

車に興味ない人からするととにかく車検=高いというイメージが強いように見える。

 

確かに車検のそのイメージに付け込んで、高い金額を請求する業者もいるだろう。

 

個人的な提案としては、車検と定期的な整備(定期点検)は分けて考えてみてはどうだろうか。

 

具体的には2年に1度の車検の時以外は整備に出さず、ほったらかしという人は車検費用が高くなっても整備も合わせてする方が良いだろう。

 

しかし、定期的に(1年点検など)整備して、消耗品も交換している人は車検など最低限の金額で通すだけでいいと思う。

 

それだけでも費用は随分変わってくるはずだ。

 

心配なのは例えば250ccなど車検の無いバイクである。

 

その法律を作ったであろう当時に比べて性能は大幅に進化し、今は250ccでも200km近いスピードを出すことも可能になってきている。

それだけマシンの性能が上がってくると、ブレーキなどの消耗品も高性能なものが必要になる。

高性能なものほどマメな整備が必要なのは世の常だ。

 

車検がないだけで永久に整備無しで乗れる乗り物などない。

 

車検制度にイライラするのもがっかりするのも、命あっての事。

 

車検にお金はかけなくても整備にはお金をかけたい。


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