のぶろぐ13。

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100年越えは当たり前!?ドイツのお家観事情。

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物を大事に長く使うことは大切。

 

日本の文化はどうにも消費傾向にある。

耐久性のない物を売って、少しばかり使うとダメになるので、すぐに新品の購入を促す。こんなことのくり返しだ。興味のある車で言えば、13年落ち以降の車を所有していると重税が課せられる。早く新車に乗り換えろという法律だ。

呆れた法律である。

 

 

 

本当のエコとは

本当のエコとはずばり、物を長く大切に使う事ではないだろうか。

車も家も時計も新品は良い。しかし、何十年も昔から使い続けてきた時計、例えば祖父の代から受け継いだような時計を腕にしてるなんて、最高に素敵じゃないか。

 

実は自分の家も最初は中古住宅を探していた。

リノベーションする事を前提で見ていたのだが、それにしてもそもそも住むベースの家として見て『このお家いいなぁ!ここから更に手を加えてこうしたいなぁ!』と思える家は皆無であった。

 

まず魅力的だと思える中古住宅が少ない。

だから今回はそういった自分自身の理想にピッタリな工務店で建ててもらった。

 

これが国が変わってドイツになると、中古住宅をリノベーションして住むことが主流なのだそうだ。日本は90%以上が新築需要だそうなので、ここはまるで逆だ。

 

新築や中古の売買については、それぞれの国独自の施策にもよるだろうけれど、調べてみるとそもそもドイツのお家は素敵な可愛いお家が多い。こういう家であれば自分も住みたいと思える家が多いのである。

 

長く住むほど資産価値の高まるドイツの家

 

ドイツの都市には厳密な都市計画が存在し、それに従って開発が進められます。都市計画には公共の建物だけではなく市民が住む住宅も含まれ、新築の住宅を建てる上での制限が非常に大きい、というのがドイツの特徴。

 

例えば、街の景観を崩すような住宅を新たに建てたり、背の高いタワーマンションを街の中心部に建てたり、ということについて多くの場合ストップがかけられます。従って、ドイツの不動産市場は中古住宅が7割以上を占めており、日本の中古住宅市場の占める割合がわずか10パーセント台にとどまっているのとは対象的です。

 

ドイツの住宅は、第二次世界大戦前に建てられた物件も数多く、天井までの高さが3m50cm以上もあるような築50年以上の建物が、新築よりも高値で取引される場合も少なくありません。

ドイツでは「長くメンテナンスしながら住んだ家ほど価値が高い」とされていて、何世代にも渡って維持することも珍しくないのです。地震や台風など自然災害が多いとはいえ、日本の木造住宅の場合、新築から20~30年で資産価値ゼロという慣例から比べると、まったく異なる価値観だといえるでしょう。

 

なぜ、ドイツでは20万kmオーバー走行のクルマが中古車として売り物になるのか?

Carview

画像はieny.jpから

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統一感があって美しい街並みである。

 

自分自身、ゆっくりとアンティークになる家というコンセプトで作られた家に住んでいる。

今後はどうなっていくかは正直わからない。

でも、こうしたドイツやイギリスの街並みに憧れているので、せめて自分の家は、年月とともに味わい深くなっていく家にしたい。

 

新しい物は勿論良い。

でも、古くなっても長年大切に使われてきたものなんて、もっともっと素敵だと思うのだ。

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