ウルスがあるのにQ8が強力化。
先日アウディのQ8に試乗させてもらい、あまりのクオリティの高さに度肝を抜かれた。素のQ8でも十分と思えるハイクオリティな車であったが、さらにハイパワー版のSQ8のガソリンモデルが発売されるというのだ。
いやはや、アウディ、、、。なんて速さにどん欲なメーカーなのだろう。
SQ8はディーゼルとガソリンエンジンの2種類
アウディのQ8に始まり、ランボルギーニのウルスやポルシェのカイエン、ベントレーのベンテイガ、、、。元をたどれば皆同じ車だ。プラットフォームや車種によりエンジンも同じメーカーの物を採用するが、如何せんベース車両のクオリティが桁違いに高い。
もうこれは、高級SUV専用プラットフォームである。
前回Q8に乗ってみて、そのあまりの出来の良さに開いた口がふさがらなかった。
いや、はじめから口は空いていたかもしれない。
基本的に自分はスポーツカーが好きで、カッコいい速い車が好きなのだが、このQ8に乗ったことで自分の中でのランキングが変動した。
自分自身で所有したい車ベスト3に一気に食い込んできている。
その位、自分の固定概念を破壊するほど素晴らしい車であった。
そんなQ8のガソリンSモデルが欧州で発表された。
既にトルクが91.8kgmを発揮するディーゼルモデルのSQ8は発表済であったが、今回はガソリンモデルのSである。
概要に関しては以下である。
アウディは9月15日、『Q8』の高性能モデルの『SQ8』(Audi SQ8)に、ガソリンターボ搭載モデルを今秋、欧州市場で設定し発売すると発表した。ドイツ本国でのベース価格は、10万1085ユーロ(約1248万円)だ。
SQ8は、欧州ではディーゼルターボエンジンを積む『SQ8 TDI』が先に発表されていた。直噴4.0リットルV型8気筒ツインターボディーゼルエンジンは、最大出力435ps、最大トルク91.8kgmを発生する。91.8kgmもの強力なトルクは、1250~3250rpmの領域で引き出される。
トランスミッションは8速「ティプトロニック」で、駆動方式は4WDの「クワトロ」だ。SQ8 TDIは、0~100km/h加速4.8秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。
これに対して、今秋欧州で発売されるSQ8のガソリンターボモデルには、「4.0 TFSI」を搭載する。直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力507ps、最大トルク78.5kgmを発生する。
0-100km/h加速は4.1秒。
レスポンス
欧州車で流行中のテールライトを一本につないだデザイン。
漏れなく、日本でも真似しているメーカーはいる。
おさまり感の良さそうなコックピット。ボルドーのレザーシートも上品!
7座ではなく、5座になっているため足元は広々。シートの座面も広い。
荷物も犬も乗せられる。
この途切れたデザインのヘッドライト。近くで見ると1つ1つが立体的になっている凝りよう。
テールライト。
日本に導入されるかはまだ分からないが、Q8の素晴らしさを知っているだけに最高に期待できる一台であることは間違いない。