少し前にグンマーにもラーメン二郎が上陸したようだ。
大学生の友人たちが何人か言っていて、みな美味しいと言うし、それほど並ばず入れるのだそうだ。
東京に住んでいた頃は時々行っていたが、いつでも大行列で”小ラーメン”しか自分には選択肢がない大盛りの店であった。
懐かしく思い、久しぶりにラーメン二郎に足を運んでみた。
シャッター街にオープンしたという噂
グンマーの県庁があるマイバシシティ。
そのセンターに位置するシャッター外に、噂のラーメン二郎はオープンしたのだそうだ。
県外から来る人はみな驚くだろうが、たまげるほどのシャッター街である。廃村一歩手前か、廃村の雰囲気全開なのだ。
普段、地元民である我々はこの近くを通ることはあるが、特別何か用がない限り、このエリアに足を踏み入れることはない。
踏み入れたとしても何もないからである。
そんな地元民でさえも近づかないシャッター街にあるというラーメン二郎。
地図を見たけれど、いまいち場所が分かりづらい。
そして、無料駐車場が基本の自動車社会の群馬県。
こんなシャッター街なのに駐車場は有料というトホホな立地にある。
夕方17時からオープンなのだそうだ。
17時45分頃近隣のコインパーキングに到着。電車で来る場合、駅からはかなり遠いぞ!
コインパーキングに車を停めて、スマホで店の場所を確認していると黒いミニバンが横転寸前の凄い勢いで、コインパーキングに入ってきた。ナンバーは"88-88"の黒いヴォクシーだ。若者2人が出てきた。
直感で、
あの2人についていけばラーメン二郎にたどり着ける!
と思い、歩いて後ろを着いて行くことにした。
予想は的中し、一直線にラーメン二郎を目指して歩いて行った2人は、吸い込まれるようにお店に入っていった。
並んでいるのは我々3人だけで、行列というほどではない。
周囲の閉じているお店は壊滅的な風景だ。
事前情報で、前橋の二郎は麺も野菜も盛りが少ないと聞いていたので、迷ったが大ラーメンを購入。
メニューは基本、小ラーメンと大ラーメンの2つしかない。
一蘭の様に仕切りがカウンターには置かれている。
卓上にはコショウと割りばし。水はセルフサービス。
手作りの仕切り。
事前に茹でてくれていたようで、割とすぐにトッピングをきいてくれる。
ぼやけているが見えるだろうか。
ご主人が用意している一番奥の丼が『小ラーメンでトッピング全部マシマシ』と言われた野菜トッピングの量である。
確かに少ない。
いや、一般的には多いのだがこの二郎業界で、マシマシであの量だとガッカリレベルである。
俺は大ラーメンを注文したので、ビビってニンニクだけ。
到着。
おいしそうな匂い。茶色一色。
大きめのチャーシューが3つ入っているが、崩れるような柔らかいタイプではなく、歯ごたえのある硬めタイプ。味はあまり染みていない。
懐かしい二郎の味だ。
紛れもなく昔食べたラーメン二郎の味。
20代の頃は大好きで良く行っていたのだが、30代も中盤を迎えるとそこまで連日食べたいとは思わないこってり感だ。
しかし、気になるのはやはり、本家に比べると麺も野菜も量が少なめ。
自分は大食いではないけれど、大ラーメンを完食することが出来たし、むしろ夜にはお腹が空いたくらい。
東京で食べる多くの二郎は大ラーメンなど食べようものなら、当日中は水以外は入らないほど。
まぁ丁度いい量と言えば丁度いいのかもしれない。
自分でトッピングしたのだが生ニンニクが強烈で、この後2日間にわたってニンニク魔人になってしまった。
熱狂的な信者を抱えるラーメン二郎だが、味も昔と変わらず続いていてくれて嬉しく思う。
10:30〜14:30
17:00〜20:00
材料切れ次第終了
全席禁煙
駐車場
無(近隣にコインパーキングあり)
日曜営業
月曜日 月祝の場合も休み
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