小さな世界。
日本は世界の国家の中で見ても大きな方ではない。
しかし、そんな日本でも一生の間に、端から端まで知り尽くすことなど不可能だ。それほど広い。そして、国土の上と下では言語も違う。(方言等)
こんなに広い日本でも、敢えて小さく閉じこもり、周りを巻き込もうとする人たちが多いのは残念な事この上ない。
自治会役員による連日のしつこい訪問
以前、加入しないという話をして以来、毎週末複数の老人たちが家を訪ねてくるようになった。話をしてどうにかなればいいのだが、前回のあの低レベルな話し合いの感じからすると、『話し合い』というところまでいかないだろう。
それに、俺は基本的には配達系のお仕事の人か、知ってる人以外は訪問してきても出ない。
この辺に関しては非常に”今どき”なのかもしれないが、用があれば書面で残しておけばよい。書面で残していかないのであれば、大した用事ではなかったと判断する。
毎週末、土曜日か日曜日になるとインターホンを何度も押しに来るのだが、先日は『7回』押して呼び続けていた。
後で確認すると、録画式のインターホンには、家の外壁に手をついているふてぶてしい老人と、家の窓の隙間から室内をのぞき込んでいる老人2人が映っている。
呆れる、、、。
あくまで自分の価値観だが、初めて会うような人の家に行きインターホンを7回も鳴らすなど、非常識の塊。そういうことが世間的にあまりいい事だと教わらないで育ってきたのかなと、そう見てしまう。
もしくはバカにして自分たちを下に見ているかどうか。
おさらいになるが自治会というのは『任意団体』。
任意という意味をご存知だろうか。
・やるもやらぬも自由。
・その人の意志に任せること。
そして、自治会の未入会の人は勿論だが、加入済の人であっても『住民の一方的な意志により退会することが出来る』とされている。
俺は先日、自分なりに譲歩して入会しない旨は伝えてある。
だからこれ以上何か言う事も、言われることもない。
本来であれば。
常識やルールが通用しない世界
外の世界を見てもらいたいと思うが、彼らにそこまでのキャパはないように見える。
見ていると、大体自宅から半径2メートル以内で生活している。
そこだけが『世界』なのだろう。
向こうからすれば『何度も来てやってるのに居留守つかって、舐めてんのか!』
とでも言いたいのかもしれない。
しかし、俺からすれば今回の訪問について対応する『義務』はない。
市民税や自動車税などのように、払うことが義務とされている物に関する訪問であれば、全て対応している。まぁ、滞納したことないので訪問されたこともないが。
それに、前回こちらから出向き『自治会に加入しない』という意志をはっきり告げている。だから、これ以上することもない。
すごくそれに固執して、執拗に訪ねてくるが今後も対面で話す必要性はないと考えている。
俺は市役所でも確認を取った法的根拠に基づいて話をしていて、向こうは『自治会に入らない人は卑怯者』という独自ルールに基づいて話をしているからだ。
立場による考えの違いも
余談だが、この話を身近な人に話したら面白い結果が出た。
サラリーマンの95%以上は
『波立てないで、はいはいって聞いておいた方がいいよ!』という。
そして、経営者の95%以上は
『Nobが間違った事なんて一つもないんだから、そんな連中に屈する事なんかねぇよ!』という。
普段置かれている状況や立場によっても考え方に真逆の傾向がみられる。
やはり負けん気が強いから、経営者になるのだろうな。