手に入れたからこそ、わかる事がある。
前回、新居がついに完成し(書類上)引き渡しセレモニーも行われた。体育会系の社長の趣味全開で、とても楽しいイベントではあった。今回我が家は外壁は勿論、内装の天井まで全て漆喰塗りだ。とてもキレイで気に入っているが、これはこれで困ったこともあるという事が、既に分かり始めている。
お家をキレイに見せる収納を考える
引越しはしたものの、ダイニングテーブルやイスや棚やベッドや、、、色々足りない。
多くは注文済ではあるものの、輸入品の大半が『納期未定』となっている。
こればかりは仕方がない。
焦ってキャラクター物の家財を置くのも嫌なので、気長に待つことにしている。
さて、新しい家に引っ越して1週間がたった。
まだ家の中が至る所がダンボールだらけで、片付いていない。
新しい家には似合わないからと言って、前の家にあった家具の多くを捨ててしまったので、収納場所がないのも原因である。
元々、物だらけでゴチャゴチャさせたくないのだが、どうしても捨てられない書類等をどうやって片付けようか悩んでいる。
白と赤と茶色をベースに作ることは設計当時から決めていた。
オーダーカーテンなのでサイズピッタリに作ってもらって満足!
ちなみにこのカーテンを始め、インテリア等は8割~9割くらい自分の好みで作らせてもらった。妻にも感謝である。
新居に住み始めて1週間で気づいたこと
前述の通り、家の中も外も漆喰塗りなのだが、完全に乾くには1年くらいはかかると聞いている。換気をマメにしないとカビが生えたりするそうなので、特に最初の1年は注意なのだそう。
それで、最近気づいたのが漆喰が乾燥することで、細かいカスがポロポロと落ちてくること。漆喰の塗り方は自由に決められるのだが、キレイに整えて塗らずランダムに塗るというスタイルでやってもらっている。
この塗ってもらった漆喰が片栗粉をこぼしたように僅かだが落ちてくるのである。
そのため、特に窓際は床掃除をしても2~3日後には窓の下の床はザラ付いた感に、、、。
1年くらいで落ち着いてくるそうだから、塗りたての乾燥期間は仕方がない。
妻はスリッパを履いているのでそんなに気にならず。
俺は裸足で歩き回っているので、足裏を通じて色々気になる。
窓の部分。
キレイに拭いても数日後にはこのように落ちる。当然床にも落ちているわけで、マメな掃除が必要。
米粒大の漆喰もよく落ちている。
洗面台脇。
裸足で歩いていてダメージを受けるのがこのサイズ。
カチコチになっていて1mm四方くらいの塊だが、硬くなった米粒を踏むような感触で、よく足の裏に刺さっている。
こんなのが家の中の至る所に落ちている。
これは漆喰の性質上、仕方がないそうだが住んでみなければわからない事だ。
別に、だから漆喰にしなければよかったとか、そんな話ではない。
次に家を建てることがあったとしても、また漆喰壁にするだろう。その位、気に入っている。
しかし、普段スリッパを履く習慣のない人はしばらくは米粒を踏むような感触をくらうことになる。
些細な事だが、他に気づいたことは壁にテープが張り付かない事だ。
以前は仕事で緊急時や、絶対忘れたくない書類は壁にテープで貼ったりすることがあったが、漆喰壁にテープは付かない。
今まで当たり前のようにやっていたことが出来なくなったことはあるけれど、それでもこの内装にして良かったと100%思えるから、全く問題なしなのである。
窓を開けられる日は開けて、空けられない日はエアコンをつけて乾燥中の日々。