さて毎度おなじみの引越し後の自治会問題。
以前、俺は自治会が嫌いであることはブログに書いた。
任意団体にも関わらず強制加入と言い張り、散々悪態をつかれたことが何度もあるので、もう懲り懲りである。
存在そのものを否定しているわけではない。
任意団体なのでやりたい人はやればよい。俺はやりたくない。ただそれだけ。
ある日回覧板が郵便受けに
引越しした数日後、回覧板が郵便受けに入っていた。
自治会になど入った覚えはないが、、、。
こんなにコロナ騒ぎで消毒の徹底や、接触を控える動きなのに回覧板を回しあう神経とは一体。
まぁいつもの事なので、どうしようかと考えていたら丁度班長という人が区費の集金に来た。年間一括払いらしい。
うちはまだ自治会には加入していない事と、加入するかどうか考えている段階だと伝えて、とりあえず保留に。
班長と軽く話してみたところ、今班長になっているのも引っ越してきて間もなく、何もわからない状態で班長をやるように命じられたそうだ。
自分たちがまだ加入を決定していない旨を副区長という人に班長が伝えてくれ、”私たちではよくわからないので、、、”と班長さんに代わって、副区長に直接話に行く流れになった。
任意団体でしょ?
めんどくせ、、、と思いつつ。
副区長とのやりとり
副区長の家に向かう。
登場したのは畑作業から戻ってきたノーマスクの老人。
我々はマスクをして話をしに行っている。
自分『自治会では今まで散々嫌な事があったので、現時点では加入を見送りたい。ただ、ゴミ捨ては自分たちもするので、ゴミ捨て場の掃除があればそれは参加したいし、地域で何か(街灯など)を作るというのであれば、その相当分は負担したい。それで、今はこの場で加入というのは見送りたいがダメか?』
副区長【自治会には加入しないという選択肢はないです。ここの地域全員入ってる。今までどんな嫌なことがあったか知らないけれど、ここの自治会はそういうことはないので大丈夫。】
自分『市役所でも自治会の加入は任意で、入るも入らないも自由だと聞いたので、すくなくとも現時点では加入を見送りたい。それで、この地域のイベントやつながりを見て決めたい。』
と話した。
副区長【それは卑怯でしょう。交代で班長をやったり地域の掃除をしあってる。そして掃除に出ない人は罰金を払ってもらってる。それをやらない人が出てくれば、周りからも不満が出てくるからうまくないでしょう。】
自分『不満が出る住民がいれば、自治会は任意なのだから、辞めればいいだけの事だと思いますが』
副区長【自治会入らないと、みんなから不満が出るので嫌がられると思いますけどね】
自分『不満がある方がいれば辞めればいいだけの事です。先ほども申した通り、任意なのですから』
副区長【そう頑なにならない方がいいよ。自治会で嫌なことが過去にあったっていったでしょ。大丈夫。人は変われるから!!必ず人は変わることが出来て、新しい価値観を受け入れることが出来るようになりますから!!】
段々向こうも一向に応じない自分にいら立ってくる。
自分『個人的に区長さんに何か恨みがあって話をしてるわけではないし、揉めたいわけではないので、ここで副区長さんと言い合いをしたいわけではないのです。私は日本に古くからある、自治会という組織の在り方に疑問を持っているのであって、副区長さん自身に何か嫌な気持ちがある訳ではありません。
だからとりあえず掃除の順番等があればやりたいので、加入については今は保留にしておいてもらえませんか?』
副区長【それは卑怯でしょう】
自分『どこがでしょう?』
副区長【みんなやりたくない自治会の仕事をやってる。それを自分だけやらなくてもいいなんて、良いはずないでしょう!】
自分『だから、繰り返しになりますが、やりたくない人は辞めればいいだけの事です。』
副区長【自治会に入らないのは自由ですが、嫌がらせを受けると思いますよ、、、。】
とまぁこんなやり取りを30分ほど繰り返していた。
自治会へ入りたくて入っている人ばかりではない事
俺は嫌なことは絶対にやりたくないので、自分の意志はハッキリしている。
だから組織ではうまく動けず、個人事業主だ。
嫌なことは嫌。
集団で動く場合、一番出来ない人に合わせて動く必要がある。
コロナウイルスの感染が広がるこんな状況で回覧板を回しあったり、ノーマスクで目の前で唾を飛ばして話すのも、俺は一緒にいてプラスになる人だとは思えない。
しかし、自分だけの問題ではない。
妻は自分の考えに”大方”賛同しつつも、これ以上トラブルになるの嫌だから自治会へは入ろうか、、、と言っている。
こうして、『入らなきゃ嫌がらせ』を繰り返してきて現在に至るのだろう。
実際問題、みんなで盛り上がるのが好きで、楽しい企画を考えて、良い自治会運営をしている人も多くいることだろう。
それは勿論いい事だ。
しかし、今は多様性の時代だ。
まさに今世界中で、黒人差別の問題でみんなが声を上げているではないか。
悪い習慣を変えるには誰かが声を上げなくてはならない。
妻の意向もあるためどうなるかはまだ分からない。
ただ、現状脅しを受けて『自治会へ入りますしお金も払いますので、どうか嫌がらせをしないでください』とは微塵も思っていない。
人は変われるらしいから、まず自分自身が変わる努力をしてもらいたい。