久しぶりにサイン会に参加した。
写真を見ているだけでも虫唾が走るが、最近スピード違反で捕まった。
別にド派手な加速をしていたわけではなく、見通しの良い道を55km/h＋α位でのんびり走っていたら、『速度標識は無くてもここは40km/h道路だから』と止められた。
冷静に対処したけれど、その後、当時の対応について振り返ってみた。
停止を求められたときに逃げると後から捕まる？
あの瞬間は冷静だった。
特段焦っていたわけでもないため、のんびり走行していたら見えない角から『止まれ』の旗を持った人が飛び出してきた。
誘導されるがままに案内されるも、曲がった先に停まっているのはプラスチックの棺桶のような車両1台。逃げても捕まらないじゃないだろうか、と心の中で思ってしまったことは事実だ。
結果として俺は何の抵抗もなくそのままサイン会場でサインして、罰金を支払っている。とてもいい気分ではない。
罰金はそのまま取引先の銀行で支払ってきたが、担当者から『ご愁傷様です』と励ましの言葉も頂いている。
そして噂ではスピード違反を振り切った話、高速道路の追走も振り払って逃げ切った話も聞いたことがある。
果たしてそうすることが可能なのか、デメリットは何なのかをせっかくなので、調べてみることにした。
わかっていると思うが、別にスピード違反や停止命令を無視することを推奨しているわけではない。ルールはルールだ。守らなくてはいけない。ただ、それとは別に知ることは重要だと思うのである。
ウェルネス法律事務所のサイトでスピード違反に関する内容がまとめてあった。
スピード違反で逮捕になるケースは大きく以下の4つがあるようだ。
スピード違反で逮捕につながる４つのケース
スピード違反で検挙されても基本的に逮捕されることはありません。ただ、次の４つのケースでは逮捕されることがあります。
①劇場型のスピード違反
動画撮影をしながら、制限速度を大幅にオーバーする速度で車やバイクを走らせ、その状況をYoutube等にアップして、不特定多数の視聴者にアピールするケースです。動画を見ていた視聴者の通報がきっかけとなり逮捕されることが多いです。劇場型のケースでは、顔写真つきで実名報道されることも多いです。
②逃げたケース
白バイやパトカー、ネズミ捕りによって検挙された場合、警察官から停止するよう求められますが、振り切って逃走しようとした場合、「逃亡のおそれ」という逮捕の要件を満たし、逮捕されることがあります。振り切った場合でも、自動車のナンバーから身元を特定され、後日逮捕されることになります。
③前科多数のケース
スピード違反は、公判請求されてもいきなり実刑になるような犯罪ではありません。もっとも、交通犯罪の前科が複数あったり、執行猶予中の方は、スピード違反で実刑になることもあります。そのようなケースでは、「逃亡するかもしれない」と警察に判断され、逮捕の可能性が高くなります。
④出頭拒否または反則金未納のケース
スピード違反で検挙されると、警察から呼び出しがありますが、これを拒否し続けていると逮捕されることがあります。また、たとえ反則金で終わる事件であっても、催告を無視して反則金を支払わなければ、逮捕されることがあります。
警視庁では２０１８年に出頭や反則金の納付をしなかった交通違反者５００名以上を一斉に逮捕しています。
ウェルネス法律事務所
刑事弁護専門サイト スピード違反
何事も人次第
②の逃げたケースにあるこの一文
振り切った場合でも、自動車のナンバーから身元を特定され、後日逮捕されることになります。
ここが原則になるようだが、そこまでリスクを冒して手間をかけたくない警官と、”違反者は絶対許さん！”という熱血警官によっても差が出る所みたい。
ノーリスク派は無理して追いかけて、その間で起こりうる他車や歩行者を巻き込んだ自動車事故を心配し、深追いしないのだそうだ。しかし、そうでないケースもあり、ここは担当者次第という事になるらしい。
陸運局の車検でも、検査官によっては大丈夫な内容も、人が変わればダメだという事もよく聞く。要するに人次第であるようだ。
まとめ
何事も気を抜いたときが一番危ない。
スピード違反で捕まらないよう、事故にあわない＆起こさないように気を付けて過ごすことにしよう。
帰りはこの道を40km/hで走って帰り、プリウスにベタ付で煽られて帰った。
煽り運転を捕まえてくれｗ
