①番テンション上がる工程。
2019年の11月頃から始まったマイホーム工事。
順調に行っても完成までは8カ月~10カ月くらいは工期がかかると聞いていたので、丁度新車ポルシェのオーダーを待っている期間と同じくらいだろうか。
現在着工して7か月目なので、コロナウイルスがあって一時中断になった割には、後半結構盛り返してきているペース。
漆喰の壁は決め手になったところ
だいぶ前にも書いた気がするが、俺はもともと家は欲しくなかった。
今住んでいるプレハブみたいなアパートで十分だった。何より、性格的に『白か黒』『100か0』みたいな感じなので、好きなものはなにがなんでも欲しいが、興味ないものは存在すら知らない、とそんな性格なのである。
欲しいと思える家に出会ってなかった。
中途半端で好きでもないものを買う位なら、予算オーバーでも本当に好きなものを買いたい、それが昔から変わらないところでもある。
で、家じゃなくてガレージが欲しかったのだが、『家付きのガレージを建てられる』ハウスメーカーや工務店を探しつつ、調べている中で『どうせ建てるなら家も少しくらいはこだわりたい!』という思いで始めた結果、家にこだわり過ぎてガレージを建てる予算がなくなったというわけだ。
本末転倒な話にも聞こえなくないが、それによって”こんな家だったら住みたい!!”と思えるお家も出来そうだし、結果オーライじゃないかとも思える。
当初、一階ガレージのビルトインガレージタイプにする案もあったのだが、普段動かさない車を限られたスペースに長時間停めておくことで、自分だけでなく妻にも狭い思いをさせるのは可哀そうだと思い、辞めたのである。
自動車好きとしてはあるまじき判断だったと思うが、人間としては正しい判断をしたと勝手に思っている。
よってガレージは後で予算が出来たら作ることにして、お家を好きなデザインにして完成させるのだ。
そしてこの漆喰のお家である。
冬暖かいとか、夏涼しいとか、色々あるかもしれないが俺には重要ではない。何より見た目が良い。長時間過ごすことになる家だからこそ、自分にとって居心地の良い、快適な空間にしたいと思うのだ。
仕事もはかどる。(多分)
写真や季節の小物を飾ろうと話していた廊下や階段の穴ぼこ。
セピアやモノトーンの写真の写真も似合いそうだ。俺のスーツの写真でもモノトーンで飾っておくか。
遺影になってしまうな。
こちらはトイレ。
このザラザラに塗っているのは下地とかじゃなくて、ワザとこのようにラフに立体的に塗ってもらってる。塗り方は相談でどのようにもできる。写真で見るとコンクリートっぽく映るけれど、実際に見ると真っ白だから氷の家みたいになってる。
階段。
階段の淵にあるピンク色のは養生テープ。漆喰で汚れないよう床は養生してある。
壁から飛び出てるヒモは電気の配線。
段々完成に近づいてきているので嬉しい。