マスクは届かないが、納税通知書は遅滞なく届いたぞ!
毎年車を所有している人に否応なしに届く赤紙こと、自動車税納税通知書。
ありとあらゆる税金を取られる温床になっている自動車だが、低排気量の車が主流になった今、未だに排気量別の税制がとられているところが何とも時代遅れな日本らしい。
古い車を大切に乗っている人に重税が課せられるという 、アホくさいシステムもあるのだが、自動車税の納付にクレジットカード払いも出来るというので調べてみた。
自動車購入にかかる税金は4種類
自動車を購入し維持し続けるには多くのお金がかかり、この事が自動車離れを増長させているのは明白である。
実際所有すれば毎年の車検、整備、タイヤ交換、ガソリン代、保険代と、探せばまだまだいくらでも出てくる費用がある。
それ以前に購入時に以下の4つもの税金がかかるのだ。
①自動車税:自動車を所有する人が支払う税金
②自動車重量税:自動車の重さや区分によって支払う税金
③環境性能割:これまでの自動車取得税に変わる新しい税制で、カタログ燃費がいい車ほど税率が下がるという税金
④消費税:10%
税金地獄で話にならん。
環境性能割も実燃費を見るわけではないので、実際達成することなど不可能なカタログ上の燃費の高い車が減税の対象になるというマヌケなシステム。
輸入車の多くは日本車ほど燃費の乖離が激しくないが、カタログ燃費が実燃費に近く表記されているので、対象にならない車種もある。
自動車税をクレジットカードで支払う際の注意点
そんな中、今年もやってきた自動車税。
毎年来る自動車税だが、これはクレジットカードで支払う事が可能。
ただし、手数料がかかったり現金払いとは違う事もあるようなので簡単にメリットとデメリットを見てみた。
自動車税をクレジットカードで支払うメリット
・コンビニや郵便局等に出向く必要がない
・自宅で完結するので楽で早い
・クレジットカードにポイントが貯まる
この3つが個人的にメリットと思う点だ。
特にクレジットカードで支払うとポイントが貯まる、これが一番魅力に感じる。
そしてデメリットになる可能性のあるところが以下である。
自動車税をクレジットカード支払うデメリット
見たところ、デメリットとなりうるところは2つだけあった。
決済手数料がかかる
クレジットカード納税では、納付税額に応じた決済手数料がかかります。
※決済手数料は、県の収入になるものではありません。
お支払いいただく決済手数料については、「Yahoo!公金支払い」においてシミュレーション計算が可能ですので、ご活用ください。
クレジットカードで支払う場合手数料がかかってしまうのは最大のデメリット。
しかし、手数料は試算できるので持っているクレジットカードの還元率と合わせて考えてほしい。
Yahoo!公金払いのサイトで自動車税額を入力すると手数料が表示される。
排気量1.4LのA3の場合、税金は34500円で手数料は280円だ。
例えば100円につき1ポイント貯まるクレジットカードを使用している場合、今回の決済で345ポイント前後貯まるが、手数料で余分に280円払う。差し引きすると65円相当お得というところだろうか。
納付金額が増えるごとに手数料は増大していくので、自分の支払う税額によって検討してみるといいかもしれない。
領収証書が発行されない
そしてもう一つのデメリットとなりうることは領収証書が発行されない事。
事業の関係で領収証書等が必要な人は、コンビニや金融機関で支払う必要があるようだ。
まとめ
実際クレジットカードっで支払っても金額に見合ったポイントバックの恩恵は受けられない、もしくは受けにくいようになっている。
ただ、クレジットカード払いによって大きく損をすることもないので、今の世の中の状況を鑑みて、クレジットカードで納付するのも方法だと思う。
ちなみにクレジットカードで支払いをした場合、車検の時に使う継続検査用納税証明書は納付情報確認後に郵送してくれるそうだ。
詳細については各都道府県ホームページやYahoo!公金のホームページへ確認してね。