のぶろぐ13。

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ピレリのツーリングタイヤ、エンジェルSTのタイヤ寿命。

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バイクのタイヤは寿命が短い。

 

大型二輪車は完璧趣味の乗り物だ。

完璧趣味の乗り物でも、定期的にかかる維持費は安いに越したことはない。メーカーや車種によってもかかってくる部品代は様々だろうが、共通して大きな金額を占めるのは『タイヤ』ではないだろうか。

今回ピレリのツーリングタイヤであるエンジェルSTを、新品状態から寿命まで使い切ったのでインプレをする。

 

 

 

タイヤの使用環境

バイクはS1000RR2013年製だ。

もっぱら晴れた日のツーリング用でサーキット走行はゼロ。ワインディングで気持ちよく走ったり、高速道路を走ったりするのがメインだ。

高速道路と一般道の割合は高速道路1:一般道9くらいの割合。

 

あまりタイヤに負荷をかけるような走りはしていないつもりだが、それでも150馬力以上(四輪車換算では750馬力ほど)のパワーが後輪に常時伝わっているのだから、減りが早くても仕方はない。

 

S1000RRのタイヤサイズは以下である。

 

フロントタイヤサイズ
120/70ZR17

リアタイヤサイズ
190/55ZR17

 

3年前にピレリエンジェルSTへ新品交換し、3年間かけて『9378km』走行した結果がこの状態である。
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リアタイヤ

新品状態では真ん中に天使のキャラクターが鎮座しているが、とっくに消滅しスリップサインまであと2mm前後といったところではないだろうか。

 

一般道でのツーリングがメインなので真ん中が一番減る。

 

バイクの場合一番端まで使うのは技術がいるので、自分の場合ワインディングのみ走っていても同じ結果になりそうだが。
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リアタイヤのアップ
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↑フロントタイヤ

フロントはリアよりももっと減っていて、スリップサインまで到達。これでは危なくて走ることは出来ない。やはり一番使う真ん中が一番減る。
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↑フロントタイヤのアップ

 

ピレリエンジェルSTの寿命は

自分のS1000RRで使用した場合だが、タイヤ寿命は3年『9378km』だった。

タイヤの写真を見る限り10000kmまでは無理だろう。

 

ツーリングライダー向けのロングライフタイヤで10000km持たないので、バイクのタイヤ寿命の短さが伝わるだろうか。これが大型バイクのハイグリップタイヤだと当然乗り方にもよるが、概ね1000km~3000km位で寿命を迎えるものが多いようだ。

 

S1000RRくらいのタイヤサイズになってくると、タイヤ交換は工賃込みで6万円近くするものも少なくない。

 

それが短くて1000kmほどで終わってしまうのだから、ハイグリップタイヤ恐るべしなのである。

 

だが、タイヤは路面と唯一接している場所だ。タイヤに命を預けているともいえる。

ましてバイクの場合は名刺1枚分とも言われる接地面積だ。ここはケチってはダメなところ。

 

ちなみに走行フィーリングだが、交換した直後はタイヤの中央がとがっているような感じで、左右に軽々とパタンと寝るタイヤだなと思っていたけれど、割と早い段階で台形になってしまったようだ。

また自分がワインディングで頑張る位ではタイヤが悲鳴を上げることは全くない。

先にライダー側が悲鳴を上げる。

 

量販店でセール価格で売られていることもあるエンジェルST。

値段によっては10000km近く走るのでツーリングライダーにはいいかもしれない。
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