加速度的に工事が進んでいる気がする。
最近では日に日に完成に近づいていくマイホームを見に行くのが楽しみなのである。
更地だった状態からここまで来るのにおよそ4~5カ月。
今日は大工さんが1人で黙々と作業していた。
外壁の色が変わる
先日見に行って来たときは左官屋さんも来ていた。打ち合わせの段階から頻繁に名前は出ていたが、俺は昨年からずっと思っていた。
なぜ『外壁屋さん』ではなく『左官屋さん』???
左官って何?
と。
現在建ててもらっている家は内外装オール漆喰の家にするのである。
そのためにいよいよ左官屋さんの出番になるわけだが、なぜ”左官”なんていう名前がついているのか、気になって仕方がないので調べてみたぞ。
あなたが漆喰を愛してくれますように、というサイトが参考になった。
なぜ左官屋と呼ばれるのか
代表的な説は2つ
1)右官と左官
・聖徳太子が木にかかわる職を右官、土にかかわる職を左官と名付けた。
・事務職を右官、作業職を左官と呼んでいた。
2)主典(さかん と読みます)
飛鳥時代から平安時代にかけて、律令制という統治制度がありました。
その中に、四等官制という官僚のランク分けの制度がありまして、様々な職種ごとに省、司、寮などに分けられた上、その役職が上級職から順に、長官(かみ)、次官(すけ)、判官(じょう)、主典(さかん)というランクに分けられていました。
そこで、御所など宮中のお手入れをする職人さんには、宮内省 木工寮の主典(さかん)である「属」という官職が与えられたそうです。
あなたが漆喰を愛してくれますように
1)の説はわかるが2)の説は難しくてよくわからないぞ。
今まで魚焼く網みたいなのが外壁全面に張り付けられていたが、これはこうするための準備段階だったわけだね。
そして今日見に来てみれば、アウディのRSモデルのナルドグレーのようなコンクリートカラーになっている!
室内に入ってベランダに出てみればそこも上から下までビッチリだ。
この後、これがどのようになっていくのかも楽しみに見守りたい。
そして家の中はおよそ、全体がイメージできるような形になってきている。
中も最終的には漆喰を塗っていくのだが、打ち合わせの時にお願いした階段や廊下の棚なんかもできている。
このスペースに妻が写真なんか飾りたい!と言っていたので、その後にどかしてミニカーでも置いておこうと思うのだ。
お風呂の洗濯物を一時的にかけておくバーも既に装着されていた。
俺と妻の身長で届くように、かつ普段は邪魔にもならないようにという絶妙な位置である。
部屋も形になって来ているので、この部屋はベッドをどの向きでおこうかなんて話した。
最終的な完成はまだ先だが、図面しかなかったものがこうして形になって来た。
楽しみだ。
また、時々見に来てみよう。