お茶が好きなんだよね。
俺はコーヒーを飲まない。
飲まない理由は非常にくだらないのだが。遡ること何十年も前、自分が小学生低学年の頃だったろうか。家族は朝はコーヒーを飲んでいて
『一杯のコーヒーを飲まないと1日が始まらないね~』
などと話しているのを聞いて
「じゃあ俺はコーヒー飲むの辞めよ。」
と小学生低学年の頃に思ったのだ。
1日が始まってほしくないのではない。
自分の当時の、小さな世界の皆がコーヒーを毎朝習慣のように飲んでいたのを見て、俺は皆と同じことはするまい、、、と思った筋金入りのアマノジャクなのである。
各種お茶が大好き
アマノジャク歴30数年。
あれから30年近く経った今でも、頑なにそれを貫いている。
しかし、大人になって分かったのだがこの世はコーヒーに支配されている。
取引先の会社や客先へ行って出てくるのは90%コーヒーで、残りの10%はお茶だ。
残すのも悪いので、言いづらい関係の相手の場所では飲んでいるがあまりにコーヒーが市民権を得ていることに今更ながら驚く。
ちなみに俺は自宅には
・緑茶
・玄米茶
・ドクダミ茶
・ウーロン茶
・黒ウーロン茶
・ほうじ茶
・ハトムギ茶
・ペリエ(炭酸水)
を常備している。最後のカタカナのはお茶ではなくて炭酸水だが。
飲食店のように在庫チェックして残りが少なくなると、ネット注文して切らさないようにしているのである。
中国の鉄観音茶
年末年始に中国に帰省した中国人の友達が日本に戻ってきた際に、お土産にお茶を買ってきてくれた。ゴールデンな袋に赤い文字で『茶』。
中身は多分お茶だろう。
布団圧縮袋に入れたようになっているこのお茶は鉄観音というそうだ。
鉄観音入りウーロン茶、というのは飲んだことがあるがダイレクトに鉄観音を摂取するのは未体験だ。
楽しみ!
鉄観音(てっかんのん、または てつかんのん)は、中国茶のうち青茶(半発酵茶)の一種で、広い意味の烏龍茶の一種である。中華人民共和国の福建省泉州市安渓県で作られる安渓鉄観音と台湾文山区付近で作られる木柵鉄観音が代表的銘柄である。 中国十大銘茶のひとつ。
原料茶葉は、通常は鉄観音というチャノキの園芸品種から収穫される。鉄観音は福建省の安渓県で生まれた園芸品種で、台湾には清朝末期の光緒帝の時代に張迺乾兄弟が安渓から茶樹と製法を持ち帰ったとされる。著名な銘柄ではあるが、生産量は烏龍茶全体の5%しかない。半発酵茶の青茶の一種なので、茶葉自身の酸化酵素による発酵をある程度行わせた後、炒って発酵を止め、揉捻と呼ばれる茶葉を揉む工程や焙煎乾燥を経て製造される。強い揉捻によって、茶葉が丸まって、表面は鉄のような、あるいは油を塗ったような光沢を帯びるのが特徴である。
鉄観音茶の味
第一印象は栗の味がする、、、とおもった。
マロンケーキのお茶版みたいな、まろやかな味わいだ。しかし、余韻が長く残る感じでいつまでも口の中に香りが残っている感じ。
普段飲み慣れていないから余計にそう感じるのかもしれない。
しばらく旅行に行かないと、自宅の匂いはわからないのと同じように。
新鮮な味わいで抵抗なく飲める。
俺が抵抗があるのはトマトジュースとドクターペッパーくらいだが、味わい深いお茶で個数的にあと数日間は楽しめるので中国の鉄観音をじっくり楽しもうと思う。
お土産を買ってきてくれてありがとう!