先日、暇だし雪が降りそうだったので遠出はせず、近所のBMWモトラッドに行ってきた。
バイクは素晴らしい。
年々バイク人口は減っているそうだが、まぁ無理もない。
クルマは便利だし、趣味であるバイクまで手が回らない人も多くいるだろう。
しかし、バイクにはスポーツカー好きにも見てほしい、小さいからと馬鹿にできない魅力があるのだ。
性能に対するコスパの高さ
バイクは性能に対して価格は安い。尋常じゃないコスパの良さなのだ。
例えば、クルマで0-100km/h加速4秒台の車が欲しいと思うと、新車で500-600万以下でみつけることは、ほとんど不可能に近い。仮に中古、新車問わず購入したとしてもその後の維持費も高くつく。
それに対して0-100km/h加速4秒台のバイクなんて大げさに言えば、大型二輪車全てだ。
例えばハーレー。一般的には鈍重なイメージがあるが、あんなデッカイ見た目でのんびりしているように見えても車でいう300馬力相当の0-100km/h加速は普通にできる。
今日遊びに来たのはBMWだが、ツーリングバイクで速さを前面に売りに出していないR1200RSですら0-100km/h加速は『3.3秒』とされている。
この加速を4輪で体感したければ、余程軽量で特殊なモデル以外は2000万円以上は間違いなく必要になってくる。
ちなみに同じタイムの車だとフェラーリ458イタリアなどがそうだ。
それほどまでに速い乗り物が僅1/10ほどの230万円くらいで購入することができるのだ。
新型S1000RRは究極に速い
俺も所有していたBMWのS1000RR。
最高に素晴らしいバイクで何も欠点がないバイクだった。サウンドも素晴らしい。
顔も可愛いし。
その新型が発売され、現在も順次生産されている状態。
そんなS1000RR、名前の通り排気量は1000cc。そして馬力は207馬力だ。
207馬力なんて、俺の車でもその位あるよ!と思う人はこのバイクの凄さがわかっていない。車重は燃料満タンの走行可能状態で193.5kgなのだ。
クルマの馬力は1トンに対して用いられる数値だ。それなので、スーパーセブンなどは80馬力しかなくても『セブン160』と名乗る。なぜなら車重が1トンの約半分の500kgほどしかないからだ。
そうした時、このS1000RRは193.5kgなので1トンの1/5だ。
おおよその目安にはなるが、馬力に5をかけると5×207=1,035。
つまり車に合わせると1035馬力相当の速さだ。
前の型では0-100km/h加速は2.6秒というデータがある。
そのクルマを買おうとすると1億以上は必要。
それが新車で200万円台で買えるのだ。
この世にこんなにお買い得なものはないと思わないかい?
速さだけでなく運転する楽しみもたっぷりあるバイクの世界はマジでオススメなのである。
2016年モデルの今より馬力が少ない物だが、参考に。
Bmw S1000RR 2016 0/299 km\h launch control full arrow evo 2 titanium