俺は寿司が大好きだ。毎日でも良い。(本当に)
もとから俺はコレと決めたらそれ一本。微塵も迷いがないので、それだけに行く。
しょっちゅう通っている飲食店でメニューが100種類あっても、1つの料理しか食べたことがない店もある。その理由には2種類のパターンがある。
①それが美味しいから、それしか食べる気がしない
②他が美味しくなさそうだから、ハズレ料理を頼まないように同じものを頼む
このどちらかだ。
100円の回転寿司で頼むものは
さて、俺は寿司が大好きなのだ。
好きなものは寿司、ラーメン、カレー、ハンバーグなど。
子どもの味覚と馬鹿にされるが知るか!
そんな寿司でも100円の回転寿司は原価はどうなっているのだろうか。
俺は普段100円の回転寿司には行かない。理由はあまり美味しくないように思うのと、騒々しいからだ。魚も生臭かったりして迂闊に頼めない。
自分から率先していくことはないが、もし行くことになるとタマゴ、ツナ、ハンバーグ、ラーメン、カレー、唐揚げ軍艦など火の通ったもののみを頼んでいる。
これは上記の②番目。
”他が美味しくなさそうだから、ハズレ料理を頼まないように同じものを頼む”
にあたる。
最近は行っていないので、もっと美味しくなっている可能性もあるのだが、以前行った感じだとこんな行動パターンに。
それなので、100円寿司で食べるものは魚に関係のない物が多いのだ。(自分の場合)
100円寿司の原価の高い物と低い物
ここで2017年に週刊ポストに掲載された記事にこんなことが載っている。
「生鮮食材を扱うためにロスが多くなり、業界最大手でネタの味の良さを売りにする『スシロー』では、原価率が50%を超えるといわれています。他の業態の外食チェーンでは30%を切るのが当たり前ですから、特筆すべき高さでしょう。1皿100円で出しているようなネタのなかでも、とりわけ原価が高いのがウニ約85円、マグロ約75円、イクラ約70円の3つです」
「原価率が非常に高いネタがある一方でエビやツナマヨ、コーン、かっぱ巻き、タマゴなどは20円前後で、原価率が著しく低い。味噌汁に至っては約10円です。つまり、回転寿司という業態は原価率の高いネタと安いネタを客にバランスよく食べてもらうことで、生き残ってきた業態なのです。
週刊ポスト2017年7月7日号
1皿100円で出しているネタの中で高い物はウニ、マグロ、イクラだそう!
ウニは約85円であれば1皿100円当たり85%の原価率で凄まじいな。
しかし、子どもが必ず取るエビやツナマヨ、タマゴは20円前後だという。
ん、俺が取っているものばかりだな!
つまり、これらの100円でお寿司を提供するお店はウニ、マグロ、イクラのみを頼まれ続けると利益が出ず困ってしまうわけだ。しかし、そこに俺みたいに子どもor子どもの味覚の持ち主が寿司以外を頼んで中和しているわけなのね。
かなり危険なビジネスモデルな気がするけれど、それがこうして何年も続いているのだからきっと成り立つのだろう。
予想はしていたが一番高いネタはウニ。
1皿当たり約85円の原価とは恐るべしである。