今年乗った車で最高だった車を5つピックアップしてみた。
さて今年ももう12月。振り返ればいつでも早いが、過ごしている日々の感じ方としてはそうでもない。毎日毎日いろんなことがあるからな。
先日は、今年乗った車で最悪だった車5選をアップした。
自動車に乗ると作り手の思いが伝わってくる。そんな思いが感じられない、どうでもいい車が俺は大嫌いだ。今回はその逆。スポーツカーを除く、普通の足車として使いやすい車で特に素晴らしかった車を5つ紹介する。
スポーツカーは別の特集でやるので、今回はスポーツカーは入っていない。まぁスポーツカーなのか分類が微妙な車もあるが、今回は自分自身の目から見て日常の用に使う車がメイン。その中で素晴らしかった車を紹介。
目次
BMW 330i Mスポーツ
現代の高級車の基準を一つ上のレベルに押し上げた1台。
車内の静粛性は極めて高く、足回りもしなやか。シートの座り心地もよい。
そしてスポーツモードに入れると気持ちよいサウンドと共に『楽しい!』と思える心地よい加速感がある。恐怖を感じることなく心地よいスポーツ性能と、ラグジュアリーな快適性を併せ持った素晴らしい出来栄えだった。
高級車の走りとは?
その問いに対するBMWからの回答である。
高級車の新たなベンチマークの誕生だと思う。素晴らしい。
ポルシェ カイエンS
すべてが高次元。
スポーツカー専門店だったポルシェが売り上げを伸ばすためだけに作ったSUVかと思えば、いやいやとんでもない。
走りの良さ、快適性、静粛性と全てが最高水準である。
スポーツカー顔負けの加速力を持っているのに、ゆっくり走らせれば快適そのもの。ホント、どこまででも行けそう。
実際乗るまでは、『ポルシェには乗ってみたいけど911なんかのスポーツカーは狭いし、普段使いしづらいからちょっと、、、』というミーハーな客だけがターゲットになっているのだろうと思っていたカイエン。
すみません。
しっかり最高水準のポルシェクオリティでした。
スズキ エスクード
無名なのにこの走り、知らないのは勿体なすぎる。
エスクードと言われて、『あぁ、あの車ね!』と分かる人はどの位いるだろうか。
見たところ、スズキ自体も販売に全く力を入れてないような車だが、だから良くない車と決めつけてはいけない。
この車、スズキの全ラインナップの中で1位か2位になれるくらいのポテンシャルは持っているぞ!
なんせ、エンジンが元気で出足が軽い。
日本車離れした快速っぷりで日常使いでは勿論、ワインディングに持って行っても楽しめるような走りをする。それなのにたった265万円。
見た目は癖がない白湯のようなデザインだが、目立つこともなく颯爽と街や山を駆け抜けるには最高の車である。
フォルクスワーゲン アルテオンRライン
まさに高級車然とした走り。
車内は静かで足回りもしなやか。それなのにひとたびアクセルを踏み込めば、心地よい加速感。
中身はアウディのA5スポーツバックとほとんど同じだと思うが、ワーゲン車の場合はアウディでオプションになるものが大体標準装備だ。そして本体価格も安い。
走りだして5,6メートルで『あ、この車いいわ。』と思えるのは本当にいい車の証拠だ。
人も乗れ快適に走れ、踏み込めば気持ちよい加速をする。万能すぎて欠点がないのが欠点。
気になっている人は迷わず買って大丈夫。
マツダ CX-5 エクスクルーシブモード
国産車の中で断トツ1位の品質。デザインも良い。しかもディーゼルでお財布に優しい。
現状、国産車でCX-5に比肩するSUVは皆無。SUVというカテゴリを除いたとしても国産車ではライバルは皆無だと思う。それほどまでにレベルが高い。
ドイツ車を目標にしているだけあり、見た目も走りもそっちよりだ。
走りに関してはやはり本場ドイツ車には及ばないが、ドイツ車とはそもそもの本体価格が違う。400万円ちょっとの乗りだし価格でこれほどのクオリティの車が買えるのだ。
日本にはCX-5以外の国産SUVはいらん!と言っても過言ではない。