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アウディ A1スポーツバック ファーストエディション 2019 レビュー。

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乗り出し500万円の価値はない。(キッパリ)

 

俺はアウディA3オーナーで、アウディが好きだからこの車を選んで乗っている。

それなので、基本的にアウディは応援したい。

 

アウディからいい車が出てくればみんなに知ってもらい、アウディオーナーになってもらいたいと思うのだ。人は大抵、自分の良いと思うものは他人にも勧めたくなるだろう。

しかし、今回の新型A1、良くない。

 

 

 

高級車オーラは流石

日が暮れるのが早くなってきた12月。

午後になって少し経つとすぐに真っ暗だ。寂しいものである。

そんな中でも太陽のように明るい車が今回乗る車、アウディA1スポーツバック ファーストエディション。

 

一番小さいA1でも、サイズが小さいだけで完璧に高級車然としたオーラがある。

ボディデザイン、外装のクオリティ、塗装被膜の厚さ、LEDライトの発色の良さ等がそういう雰囲気を醸し出しているのだろう。

誰が見ても高そうだ。実際高い。
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車両スペック

アウディA1スポーツバック ファーストエディション

ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4040×1740×1435mm
ホイールベース:2560mm
車重:1220kg
駆動方式:FF
エンジン:1.5リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ
トランスミッション:7段AT
最高出力:150PS(110kW)/5000-6000rpm
最大トルク:250N・m(25.5kgf・m)/1500-3500rpm
タイヤ:(前)215/45R17 91W/(後)215/45R17 91W
価格:443万円

 

コンパクトボディに1220kgの軽い車体。

1.5リッターエンジンで150PS。

タイヤも結構大きいな!

結構大胆にスポーツに振ってきてる感じだ。ファーストエディションていうのもあるかも。

 

しかし、乗り出し価格は500万円を超えるそう。

高w

 

マセラティのクワトロポルテが中古で買えますがな。
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メーターは今どきのデジタルメーター。メーターが点かなくなった時のアッセンブリー交換とか考えたくない。
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ナビはタッチに対応。(ようやく)

エアコンは旧式のまま。

車内は結構プラスチック臭。国産っぽい。
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室内は今どきのアウディ風デザインに。
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この途切れ途切れのLEDデザインが現在のアウディの主流。

今後多くの国産メーカーがパクりまくると予言しておく。

 

後席にも座ったが、先代のA1よりも頭上スペースが少し広くなった。ただし、背もたれは立ち気味だし足元は窮屈。

頭上も広々とは行かないので、100kmを超える長距離移動の後席は快適とは言えないだろう。
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市街地走行

エンジンをかける。

4気筒なのでアイドリング時も気になる振動はなし。そろそろと動き出す。

エンジン音を聴かせるようにしているのか、結構中に入ってくる。そして足回りはハッキリと硬い。角はとれているが、割とダイレクトに路面の継ぎ目もマンホールも伝えてくる。

 

イメージ的には他のアウディでドライブモードをダイナミックモードにした硬さが標準的な足の硬さだ。

そしてこのファーストエディションにはドライブモードセレクトがない。つまり、この硬さ一択。

スポーツ寄りのセッティングなのかな、と思うがパドルシフトはなし。

 

???

 

A1に初搭載のACCを試す。

当然、スピードは固定で走ってくれるものの、停車は自分でブレーキを踏まなくてはいけない。高速道路専用??

サイドブレーキが電子式ではないことが原因でこのような仕様になっている。

加速チェック

さて、エンジンのパワーを試してみよう。

開けた直線に来たので全開加速を試してみる。

パドルシフトがないので、ギアセレクターレバーのプラスマイナスを前後に動かして操作。

 

、、、。

 

 

シフトチェンジも速くないし、エンジンも吹け上がりが悪い。ターボにしたって高回転の伸びもいまいち。150馬力のA1だが、122馬力の普段乗っているA3よりも明らかに遅いし吹け上がりが悪い。

なんか楽しくない。

モデルチェンジ前のA1の方が加速が気持ちよかったな。

総評

見た目はスポーティでカッコいいのに中身が全然ついてきてない。

車内の国産車のような強いプラスチック臭も気になった。

標準的なオプションを付けた乗り出し費用は500万円を超えてくるという。

 

500万円だせば他にもっといい車はいっぱいある。

この新型A1の場合、

・中がだいぶ狭いのでラグジュアリーに乗る、、、というのはちょっと違う気が、、、。

・スポーツカーとしてはエンジンのフケが悪いし、DCTの変速も前より遅くなった気がする。

・のんびりドライブに、にしては足が硬くて中でゆさゆさ揺れる。

オートクルーズもかなり中途半端。

 

そして500万円越え。

 

まさか好きなアウディがこんなにもダメな車を出してくるとは思わなかった。

冒頭でも述べたように、アウディは自分も乗っているし応援したいメーカーだ。

 

しかし、この新型A1は誰にもお勧めできない。

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