今年乗った車の中で強烈に悪い印象だった車を紹介する。
自動車はメーカーの思いが詰まっている。
外見がまず自社のイメージを物語り、そしてドアを開けて車内に乗り込むと安全性やスポーツ性、機能性や美しさ等をデザインや匂い等で五感に訴えかけてくる。
動物も自分の事を大切にしてくれる人はすぐにわかるというが、大切に作られた車は乗り手が感じることがある。
今回はその中で特に印象が悪く、『自分だったら絶対買うことはないだろう車』を⑤台ピックアップした。
あくまで個人の感じ方なので、人によって様々な感想があることを前提にお読みいただきたい。
ちなみに自分がどんな車に良い感情を抱くか、ということも過去のブログで書いている。参考までに。
それでは紹介していこう。
目次
①トヨタ RAV4
まずデザイン。
ミニバン系全てに象徴されるような自慢の威圧系デザインが多少控えめ。だが、基本的にほぼ欧州車系デザインをまるパクリしたような無個性なデザインだ。そして、試乗車に付いていたモデリスタエアロのクオリティが酷く、まるで100均に売っているおもちゃだった。
室内のデザインはシンプルで悪くないのだが、基本的にこの会社にはセンスがない。
そして走りも乗り心地も最悪。特に何が一番嫌だったかというと『このくらいやっておけばどうせ〇〇万円でも売れるだろう。』という会社の慢心が手に取るようにわかることだ。
②スバル フォレスター アドバンス
スバルは地元群馬県にあり、WRXしかりBRZしかり、ミニバンを作らない姿勢など、こだわりが強くとても好きなメーカーだ。基本的には応援したいし、BRZもWRXも好き。
でも、ごめんね。このフォレスター。全然良くない。
安全性に関しても力を入れているスバル。日本では1位2位を争うほど、安全性に対する意識が高いのではないだろうか。昨今の高齢者の事故が多い日本では、このような会社の車の普及が急務である。
しかし、安全性に力を入れすぎるあまり、走りの部分がすっぽ抜けてしまった。
こんなに遅くてはイライラして事故が起こる。
こんなにも遅いのでは合流車線で事故になる。
走行性能は最悪。
レクサス RX300 Fスポーツ
目に見えるところだけ高級感があるように見せ、外からではわからないところは見事に手を抜いてある車。
フロントグリルの金属調、木目調、レザー調、メッキ調などなど、、、。
この会社は”調”が多すぎる。
何一つ本物が使われていないのでは、と思ってしまう。
金属を使うと車両重量が増すので、Fスポーツだし軽量化のためにプラスチックを金属調の塗装、という建前なのかもしれないが、スポーツ走行できるような性能はとても持っていない。
ドイツ御三家に対してライバル視した作りになっているのかもしれない。
確かに勝ってる。値段の高さだけは。
ロークオリティ&ハイプライスを完璧なまでに体現した1台。
トヨタ カローラスポーツG"Z"
モデルチェンジ前のカローラのスポーツモデル。
最初にいいところを話しておこう。
真夏でもエアコンをオンにすれば冷たい風が出ることだ。
悪いところはその他全部。
この車を買うのはお金をドブに捨てることと同じだ。
トヨタ ランドクルーザーZX
感動するほどの酷さだった。
ランドクルーザーに乗る直前に乗ったのがドイツ車だったので、それと比べると石器時代の乗り物のようだ。
とにかくダサくて、舗装された路面での走りは悪い。
ただし、砂漠の国からは絶大な評価があるのだという。
オフロードの能力は目を見張るものがあるのだろう。
ただし、自分が使うとすればもっぱらオンロードでのみだ。その場合乗り味は最悪としかいいようがない。
法定速度でのんびりドライブして乗り物酔いした車は初めてである。
最悪な乗り心地だった。
以上、今年乗った車の中で特に悪い印象だった車5選。
もしかしたら所有者が見て不快に思われるかもしれないが、そこは申し訳ない。
感じ方は人それぞれだ。
偶然にも5台中4台が同じメーカーの車になってしまったが、ほとんど国営企業といっても差し支えないような会社。
慢心せず、車好きな日本人も誇ることができるメーカーであっていただきたい。