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ランドローバー・レンジローバー イヴォーク Rダイナミック SE 2019 レビュー。

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未来的なデザインの車に見える。

 

現状、未来的だと思うデザインは未来に登場することはないのだが、何処にも角ばった所がない滑らかなデザインは、俺の中では未来的なデザインのジャンルに入る。

まん丸でマシュマロのようなフロントフェイスである。

 

 

 

デザインで面白いなと思うのは丸みを帯びている所だけではない。

フロントに付いているランドローバーのブランドバッジも左に寄っている。過去にもランドローバーはリアデザインを端に寄せたデザインで、グランドツアーでネタにされていた車があったが、このバッジはそこまで違和感はない。

 

プラットフォーム自体はジャガーのEペースと共有のイヴォーク。

ジャガーのEペースはとても快速な走りで、好きな車の一つだ。

 

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ジャガーと同じプラットフォームを用いて作ったイヴォークだが、どのような味付けの違いがあるのかを確認してみる。
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ランドローバー・レンジローバー イヴォーク  Rダイナミック SE 

ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4380×1905×1650mm
ホイールベース:2680mm
車重:1840kg
駆動方式:4WD
エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ
トランスミッション:9段AT
最高出力:249ps(183kW)/5500rpm
最大トルク:365Nm(37.2kgm)/1500-4500rpm
タイヤ:(前)245/45R21 104W/(後)245/45R21 104W
価格:692万円

 

ジャンル的にはコンパクトとまで行かないまでも、全長4380mmは小さ目なSUVに入るのだろうか?しかし、他の同じ長さのSUVに比べても、横幅が1905mmもあるので大きく見える。小さなSUVという感じは全然ない。また塗装がキレイ。そして、それぞれのパーツが高品質であることを物語るかのように、美しい車だ。

お金がかかっているように見える。
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シートは大ぶりでゆったり座れるタイプ。レザーの質感も良い。以前乗ったスバルのフォレスターのレザーシートは、本当にレザーなのか疑うレベルのビニール素材みたいなレザーだった。カシミアもそうだが、一口にレザーといってもグレードによってはっきり差があるようだ。このイヴォークのレザーはとても品質が高そう。

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写真で見ただけでもこのハンドルの滑らかなレザーの質感、伝わるのではないだろうか。きっと所有する満足感は高い。
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車内はデジタル一色。操作パネルは画面をタッチするタイプで、ポルシェのカイエンと似てる。今後はみんなこんな感じになっていくのかな?
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ボディサイズ的に後席は広々とはいかないものの、必要にして十分な広さ。
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ハンドルはポップアップタイプ。

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街中走行

エンジンをかけてみる。

とても静かに始動する。ガソリンモデルであることもあり不快な振動もなし。車内の静粛性は極めて高く、静寂そのもの。

駐車場を出て混んだ街中に出るが、SUVであるため見通しも良くハンドリングも素直で運転もしやすい。快適至極。

 

ジャガーとは違いサスペンションはショックをしっかり吸収して車内に伝えてこない。

滑らかな乗り心地。

 

エンジンも低回転からスムーズに回るし、日常使用では何ら問題はなさそうな走行性能だ。トランスミッションの変速スピードも気にならない。

加速チェック

開けた直線で249馬力のパワーを開放してみる。

大声でうなることもなく控えめにエンジン音を響かせながら、スピードはグングン伸びていく。2トン近い車体でこの加速は十分だろう。速くはないが十分な加速。それに、ガソリンエンジンらしく、高回転になるにつれ加速の伸びが良くなっていく感じも良い。

ブレーキも特段弱い感じもない。

総評

極めて高品質なSUVだ。

性能は文句ないし見た目も塗装もキレイでよい。

ただ、すごく良くて非の打ちどころが何もないので、個人的には全く所有欲を掻き立てられない。

精度の高いパソコンのような車だ。

 

だから、車に興味のない快適至上主義な人には間違いなく喜ばれる車だと思う。

 

俺は車が大好きで走ることも好きだから、、、欠点だらけでもいいから、ズバ抜けた個性を持っている車の方が好きだ。

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