550円のウィンナー詰め合わせセットが目的。
草津温泉、四万温泉、伊香保温泉、スキー場、谷川岳、サファリパークに珍宝館、、、。観光地が多いようで『さて今日はどこ行こうか?!』となると、結構その目的が限定化されてしまい、意外と行くところがない群馬県。
温泉は確かにいいが荷物が増えるし水虫感染が怖い。スキー場はまだ早い。サファリパークは寂れてる。もう珍宝館くらいしか、、、。
休日にどこか目的地に行こうとすると困ってしまう群馬県なのだ。
後は赤城山、榛名山、妙義山。どこも目的が限定的である。乗り物好きにはいろんなツーリングコースがあり、おススメルートもあるが、ドライブしていってその先で楽しむとなると、ほんとに少ない。
少ないというか、、、ない。
そんなときに救世主となるのが『道の駅 川場田園プラザ』である。
出かけて行ってそんなに楽しいところでもないのだが、(パンフレットには一日遊べる道の駅とあるが、あれは嘘)施設がキレイで、週末ごと大道芸的なイベントをやっていて、様々な地の物が売っている。
そんな道の駅川場田園プラザの目的は【山賊焼き】だ。
土日に行くと混んでいるが、お弁当持参で行くのが楽しみで、朝からせっせとおにぎりを作る。(作ってもらった、というのが正しい日本語)
道の駅は大賑わいで観光バスも複数台停まっている。
駐車場は満車だ。
こんな施設でもなければこの辺りに立ち寄ることなんて100%ないけれど、こうして大きな観光施設を作り、そこで地元の野菜等も売るというビジネスモデルは素晴らしく奏効している。
地元民からすると、『野菜高いな!』と思うような観光地価格でも、県外から来る人には安かったりするものなのだ。
北陸の海鮮丼みたいなものか。
衰退の一途を辿る市町村にも見習ってもらいたい。
15分ほど行列に並び、540円で山賊焼きをゲット。
よくわからん税率の都合、テイクアウトは8%の税率で10円安くなる。
無料トッピングの和カラシが置いてあるが、これ相当に辛いのでつけすぎ注意なのだ。
長いウィンナー3本、ビッグハム2枚、肉団子1つ入りで、中身はその時々によって変わるみたい。
結構ボリュームがあるので、小食な女性には多すぎると思う。
ここに持参したお弁当セット出す。
この山賊焼きを載せたどんぶりである『山賊丼』もメニューにあるが、ご飯の売り切れにより土日は大抵売り切れである。
味濃いめの肉のアンサンブルは、米が欲しくなること必至。
それなので、大食いな人は一升くらいご飯を持っていくと良い。
実は俺、料理を作ることが苦手ではないので、バイクツーリングでもよくお弁当を持って出かけていた。弁当作りからすでにツーリングが始まっている感じで、好きな景色のところで弁当を広げて食べるのも非日常でとても良い。
小学生時代は遠足は疲れるので大嫌いだったが。
こんな感じで雨が降っても安心して食事ができるスペースがある。
勿論レストランもあちこちにあるので、弁当なしでも安心して頂戴。
帰り道はツーリングに最高な望郷ラインを通り、あぐりーむ昭和道の駅へ。デカカボチャとほうれん草ソフトクリームに後ろ髪をひかれながら帰路につく。
ヘビーなお出かけ場所が多い群馬県。
草津温泉→泉質がヘビー。最寄りインターから1時間以上もヘビー。
伊香保温泉→上り階段がヘビー。
サファリパーク→老朽化がヘビー。
そんな中、道の駅川場田園プラザはライトに楽しめる、数少ないお出かけ場所の一つである。
趣味の車やバイクで行くときは『利根沼田望郷ライン』を検索して行ってほしい。
信号が全くないし、交通量が少ない高速ワインディングが待っている。