常に顧客ニーズに答え続けるポルシェは素敵。
フランクフルトモーターショーでポルシェの718スパイダー、ケイマンGT4が出展された。2015年にも発売されたケイマンGT4、ボクスタースパイダーも一時は新車価格を大幅に超える価格で取引されていたが、現在はだいぶ落ち着いてきている。(2019年10月現在、それでもほとんど新車価格だが)
以前、360モデナを購入したのは2015年頃だったかな??
販売店から『限定モデルのケイマンGT4の枠が一枠あるけれど、これも相当おすすめだから購入しないか』と勧められたことを覚えている。
当時、360モデナと比較していたのがランボルギーニのガヤルド、981ケイマンS辺りだったので今思えば価格帯的にもドンピシャだったわけだけど、フェラーリ仲間の意見と自分自身の昔からのあこがれでモデナを即決した。
フェラーリ仲間曰く
『ケイマンはいい車だけど、街中走ってて信号で隣に360モデナが並んだら、こっちにしておけばよかった!!』
って絶対思うよ。
それを聞いて確かに、とも思ったが、今思えばポルシェオーナーに聞けば反対のことを言っていたかもしれないね。
ケイマンは言ってもポルシェのエントリーグレード的な位置づけ。GT4で特別モデルではあるけれど、エントリーグレードがフェラーリと比較される対象になるってすごいなと、フェラーリに憧れが強い自分は思ったものだ。
718ケイマン、4気筒でサウンドこそは御幣を恐れず言えば”ガサツ””なサウンドになってしまったが、車の完成度自体は文句のつけようがない。
そんな完成度高いのケイマンに自然吸気の4リッター6気筒エンジンでマニュアル車って、もう聞くだけでヨダレが出る!
718ケイマンGT4/718スパイダーのスペック
現行の718ボクスター、718ケイマンは4気筒エンジンのみを搭載するが、今回発表された718スパイダーと718ケイマンGT4は、6気筒ボクサーエンジンを搭載する。
新開発の4.0リットル水平対向6気筒ガソリン自然吸気エンジンで、新型『911カレラ』シリーズ向けをベースに開発されたエンジンである。
最大出力は420ps/7600rpmを発揮。
旧ボクスター スパイダー、旧ケイマンGT4に対して、それぞれ45ps、35psの強化にあたる。最大トルクは42.8kgmで、5000~6800 rpmの範囲で引き出される。このエンジンを6速MTと組み合わされる。
動力性能は0~100km/h加速が4.4秒。最高速は、718スパイダーが301km/h、718ケイマンGT4が304km/hと、300km/hオーバーを可能にする。その一方、低負荷走行時には、シリンダーの一部を休止し、燃費性能を追求しているそうだ。
絶対楽しいし、1237万円~という価格もスペックを考えたらバリュープライス!
ポルシェは我々車好きが目を輝かせる車を作るのが本当に上手いと思う。
以下写真、ケイマンGT4。
718スパイダー。
本文中の画像はCar magazine.co.ukより