みんな大好きコストコなのだ。
何が好きかって言うと、一番はフードコートにある食べ物類。ピザやソーダ飲み放題のホットドッグ、大ボリュームのピザやデッカいアイスクリーム。どれも安くて大きく、そしてここ重要。
美味しい!!
それなので、コストコは俺にとって食堂でもあるし、色々見ているだけでも楽しいアミューズメントパーク。
他に買うのはサラダにかけるドレッシング類。業務用サイズで色々な種類があるので、これまた冷蔵庫には切らさずストックしてある。
月に必ず一度はコストコに行っているのだ。
そんなコストコが中国上海に一号店を出したというニュースが報じられた。
大勢のお客さんに期待されて営業初日を迎えたコストコだが、何と予定外にオープン日に半日で閉店してしまったのだという。
理由としては、あまりにも多くの人が倉庫に入り込んだ事が原因だそうだが、その大混雑の中には以下のなんとも中国らしい事態も含まれていた。
ここに現代ビジネスより一部引用した記事があるので見てもらいたい。
中国初の「コストコ」が、オープン日に半日で閉店した「残念な理由」
押し寄せる不道徳行為
その理由は9月1日付で多数のメディアによって報じられたが、次のように中国人会員の低い民度に起因するものであった。
・食品売場にはプラスチックの容器に入った寿司の詰め合わせや菓子のマフィンが売られていたが、悪質な客は寿司を数個つまみ食いしたり、マフィンを1口食べたりした後に、その容器を元の商品棚へ戻して知らん顔で立ち去っていた。
・牛乳や冷凍の鶏肉といった生鮮食品がその売場から離れた場所に多数放置されていることが判明した。購入しようと当該商品を商品棚から持ち出したが、その後に購入を止めて、近くの商品棚や床に放置していったものと考えられる。冷凍鶏肉はパッケージが破れて肉汁が流れ出ていた。生鮮食品でなければどこに放置しても大した問題にはならないが、生鮮食品である以上は品質上の問題が発生しないように客も協力すべきだが、そうした意識は全般的に低いように思えてならない。
・商品売場内で子供が尿意を催した親の一部は混雑している状況下でトイレへ行くことは困難と判断し、売場の各所に設置されている金属製ごみ箱の上に子供を持ち上げて小便をさせたのだった。公共の場所で子供に小便をさせることは、今なお中国国内でよく目にする光景だが、コストコの様な会員制チェーンストア内でも平然と小便をさせるという非常識さは驚きである。これは小便だったから良かったのであり、困ったことにそれが大便になる可能性も否定できないのである。
現代ビジネス 北村 豊
という内容だ。
全文はリンク先にあるので興味を持たれた方は是非読んでみて欲しい。
一つずつ見ていくが、最初の”つまみ食い”。
話にならない。基本的に日本ではまず見ることが無い光景だ。教育だろうと思うのだが、それが行き届いていない結果か、、、。
そして、牛乳や冷凍の鶏肉の放置。
確かにコストコは広いのでここまで持って来て、戻しに行くのは大変だと思うことはある。
しかし、だからと言って『それじゃここに置いてしまえ!』という発想は我々にはない。
そして最後に小便。
中国といえば公共の場所での排便の話は珍しくないが、オープン初日のコストコでゴミ箱に小便させんなよカス。と思ってしまう。
コストコには食べ物でも服でも、満足できない場合は何でも返品可能というシステムがある。我々でも、購入したものが全て予想通りであるわけではない。だが、だからと言ってそれら全てを返品するようなこともしない。
しかしシステム上は、食べかけや使用済みの物でも『気に入らなかった』という理由で返品できるので、よくこの中国でこのシステムのまま始めたな、、、と本気で心配になる。
やはり、商売でもお互い相手あってのもの。
客だからと言って何をしてもいいわけではない。
しかし、そうした常識を持ち合わせない人が多い場所で、コストコの全品返品可能システムが機能していくのか不明だ。
中国のせいでその他の国の年会費まで値上げにならないことを切に願うばかり。