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スバル BRZ S MT 2019 レビュー。

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今後も残していきたい大切な日本車。

 

2012年に発売されて以来、改良されて熟成が進んでいるスバルのBRZ

出た当時にも乗ったことがあったが、今回はそれに比べギアの入り等、随分とあちこちがスムーズになった印象。ミニバンと軽自動車で埋め尽くされる、日本の自動車社会において、ほとんど唯一ともいっていいほど数少ないスポーツカー。

 

 

 

発売当時は『若者にも乗ってもらいたい』という触れ込みで出たと記憶しているBRZ。しかし、乗り出し300万円~はやはり車業界で言う【若者】には高く、40~50代の層が中心の購買層だときいた。それから7年が経過して今は2019年。マイナーチェンジもあったので、前期モデルは価格もこなれ、いくらか買いやすくなったのではないだろうか。
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 スバルBRZ S

ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4240×1775×1320mm
ホイールベース:2570mm
車重:1240kg
駆動方式:FR
エンジン:2リッター水平対向4 DOHC 16バルブ 
トランスミッション:6段MT
最高出力:207ps(152kW)/7000rpm
最大トルク:21.6kgm(212Nm)/6400-6800rpm
タイヤ:(前)215/45R17 87W/(後)215/45R17 87W
燃費:11.8km/リッター(JC08モード)
価格:297万円

 

車重は1240kgと軽く、2リッターで207馬力。今では207馬力なのは『僅か』といっても差し支えない数値だ。スポーツするために、過剰さの全くないポテンシャルを与えられたBRZ。しかし、車はパワーが大きければ楽しいというものではない。

シンプルなデザインは好感が持てる。
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中央にアナログタコメーターの見やすいデザイン。
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シンプルなインテリア。とても良い。
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マニュアルトランスミッション。適度なストロークがあり操作が軽い。
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エンジンをかけて見る。

元気なエンジン音だ。車の見た目通りの音。慣れたらもっとサウンドが欲しくなるのかもしれないけれど、大人しく1人で楽しむ分には充分と思われる。

 

街中を走り出して気づいたのが、乗り心地がめちゃめちゃいいこと。

多分、そこらのスポーツしないコンパクトカーなんかよりも断然優しい乗り心地。先日乗った86GRのサスは結構ハードだったけれど、これは全くもって乗員に優しい。ゴツゴツなんて全くしない、ソフトな乗り心地だ。

 

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これならデートに使っても運転が荒かったり、下手でない限りは同乗者から不満は出ないはず。

 

走りに関しては、NAの2リッターターボなので『満足』とまではいかない。

 

エンジンパワー的には、スポーツ走行入門的なパワー感。ゴルフGTIなんかはアクセルを強く踏み込むと背中がシートに張り付く。しかし、BRZは張り付かない。ただ、スピーカーにより、エンジンの高回転時の心地よいサウンドと怖くない加速感で、運転を満喫することは出来る。

 

そして、クラッチペダル、ハンドル、マニュアルシフトレバーの全ての操作が軽く女性でも運転しやすいと思う。クラッチの重さなんて、軽自動車とかに付いてる"足で踏むサイドブレーキ"並の軽さだ。

 

総評

長距離走行も問題なさそうだし、普段の通勤や通学が楽しくなりそうな車だ。

個人的にはもっとガツンと加速するパワーの方が好きだが、そこまでパワーを求めず国産の安心感のもと、気軽にスポーツカーを楽しむためには最高の一台だと思う。

週末に1人で乗るのも、デートも通勤も全部okだ!

 

これからも発売し続けて欲しい、貴重な日本のスポーツカーである。
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