のぶろぐ13。

重症な車バカの道楽ライフ

トヨタ RAV4 2019 レビュー。

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安定感のあるひどさ。

 

ここ最近は自動車価格の値上げが止まる気配が無い。

安全装置などどうでも良さそうな機能が山ほど付くことを大義名分に、青天井で価格を吊り上げている。しかし、それでも乗り手を満足させるような”何か”を持っていればそれが商品の価値となり、購入する理由になるのだ。問題なのがそのクルマの価値になりうる強みがないまま高くなっていることだが、この車両も御多分にもれず、その一台であるように感じた。 

 

 

 

新型RAV4鳴り物入りで登場したが実際の車両はどうだろうか??

デザイン自体は最近のトヨタ車とは違うベンツの新しい顔やアウディのA1辺りと似た顔だ。シンプル寄りなデザインなので好感は持てるのだが、試乗車はモデリスタエアロなる、昨今のトヨタを象徴するようなごつエアロが装着している。

これが、ドアの開け閉めをする度にグラグラして取れそうだし、誰が見ても安い素材であることはわかる。
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トヨタRAV4 

ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4600×1855×1685mm
ホイールベース:2690mm
車重:1570kg
駆動方式:4WD
エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ
トランスミッションCVT
最高出力:171ps(126kW)/6600rpm
最大トルク:207Nm(21.1kgm)/4800rpm
タイヤ:(前)225/65R17/(後)225/65R17
燃費:15.2km/リッター(WLTCモード
価格:283万5000円

 

出力的には普通で特筆すべきものは無い。後ろ姿はグランドチェロキーっぽい気がする。顎が飛び出していて不恰好に見える。
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スピードメーターは普通。

速度計の円に沿って横向いている数字表示は好きではない。あとCVT車にタコメーターが必要なのかも疑問。


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操作パネルはシンプルで良い。
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サイドもシンプル。この辺も好感が持てる。
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大人のおもちゃを連想させるような形をしている。
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オプションでサウンドシステムのツイーターだか何だかが、取ってつけたような感じで付いているが、デザインもつける場所もセンスがない。
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今回試乗するのはガソリンモデル。

2リッターの171馬力だ。動かしてみるとまず気づいたのが車内の静粛性の高さ。

これは素直に良い。とっても静かな空間で外部からの騒音は見事に遮られている。

そしてシートは座面も広く柔らかいので座りやすい。これも良い。

しかし、サスが悪い!

道の悪いところを走るとかなり不快な突き上げがある。ゴツゴツと伝えながらもいなしていく足回りと、飛び跳ねるようなゴツゴツする足回りがあるがこのクルマは後者だ。

 

ハンドリングは素直でストレスもなく普通。

開けた道でスポーツモードがあったのでこれに入れてみる。パワーの特性とかは特に変わらないのだという。とりあえずメーターの色が変わったw

 

アクセルを深く踏み込んでみる。

 

ぶい~~~ん!!うぬおぁぁぁぁぁ~!!ぐおぉぉぉぉぉ~!!

 

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なんという騒々しいCVTとエンジンの加速音。車内の静粛性は一変、雄たけびだけに包まれる。しばらく待つとスピードメーターがようやく高めの速度域を示そうとしていた。

 

遅すぎる。

 

0-100km/hまでの加速は1時間くらいだろうか?

 

 

CVTは回転が上がってそれが速度に反映するまでに時差があるのが欠点だが、このRAV4のそれは欠点なんてもんじゃない。

 

例えれば、下手でもレシピ通りに一生懸命作った手作りラーメン、最後に盛大に賞味期限が切れて傷んだチャーシューを載せてしまったくらい、全てが台無しになっている。

 

 

このクルマは欧州車で採用されているトルコン8ATを購入し、もっとダイレクトにエンジンパワーを繋げるようにしたら走りを大事にするユーザーにも訴えかけられる、いい車になるポテンシャルを持っているのではないかと思う。

 

でもそんなことはきっと会社的に求めてないし、トヨタ的にもこれがゴールなのだろう。

そうした会社の慢心が見えてしまう。

 

トヨタRAV4、クルマの走りの部分には何も興味のない人にはいいのかもしれない。

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