数年後の夏には外仕事は出来なくなるのではないだろうか。
連日の猛暑。
クルマの温度計も41度とか表示される。多少誤差があったとしても、結構近い数値までは到達している事は体感的にわかる。身の危険を感じる熱さだ。
しかし、これが続けば人はやはり適応していくのだろうか?
さてさて、20代前半からネットで中古車情報を見始めほとんど見るのが日課になった。クルマは現地で見るだけではなく、ネットで県外へ注文したり買いに行ったりするのが当たり前の時代だ。価格も適正化され、いい流れではないだろうか。
そんな中カーセンサー等のサイトを見ていてよ~く、思うことがある。
基本、スーパーカー系の趣味の自動車しか見ないのだけれど『なります』の誤用が多いこと多いこと。
車屋はバカが多いなんて揶揄されていることもあるが、こんなことが多いとそういわれても仕方が無い。日本語をきちんと使えないだけで、その店で買いたいとは思わなくなってしまう。
カーセンサーやグーネット等で何件か見たら、すぐ出てくるのではないだろうか?
こんな紹介文。
『こちらフロアマット付きになります』
『マニュアルトランスミッションになります』
『お色はキレイな赤色になります』
『シートヒーター付きになります』
など。
ここで日本語のおさらい。
『なる』とは。
"なる"とは【成る】【為る】であり、それまでとは違うもの、違う状態に変わることをいう。
つまり『なる』の丁寧語表現である『なります』は日本語としては存在しており正しい表現。ここで問題なのがその使い方なのだ。
それまでとは違うもの、違う状態に変わることをいう。
正しい用法としては
『このエロ本はただの紙ですが、体温で温めることにより本物の女優になります』
といった場合、紙の状態から温めることにより本物の女優に変わる。それまでとは違うものに変化しているのだ。
つまりこの『なります』の用法が正しい。
(その例えの例文が正しいかどうかはさて置き)
それなのでさっきの例に突っ込みいれてみる。
『こちらフロアマット付きになります』
→大体フロアマットの写真が写っている。もうフロアマット付いてるけど、、、。
『マニュアルトランスミッションになります』
→マニュアルトランスミッションの写真が写っている。もうマニュアルトランスミッションになってるけど、、、。
『お色はキレイな赤色になります』
→もう赤いじゃん、、、。
『シートヒーター付きになります』
→シートヒーターもう付いてるじゃん、、、。
となってしまうわけだ。
それなのでもう付いている場合の正しくは
『こちらフロアマット付きです』
『マニュアルトランスミッションです』
『お色はキレイな赤色です』
『シートヒーター付きです』
と"です"で完了するのが正解。変化した後ならね。
別途費用で保障期間が1年になります、はそうでないものが1年に延びるので正しい使い方。
たった2文字か4文字のことなんだけれど、ここを気をつけるだけで俺はとても良く見えると思う。
※文中の写真は本文と全く関係ありませんw