いまだに刺青に対する反社的イメージは強い。
それなので温泉でも刺青、タトゥー禁止のところは多い。俺はデスメタルバンド出身なので周りの仲間は刺青だらけ。手首まで入っていたり首に入っていたり、背中一面に入っている人も。それなので、特段刺青に抵抗はない。
ピアスをしているのと同じくらいにしか思わん。
なぜ刺青がダメなのか。
以下にAll aboutより一部抜粋した記事を載せる。
★★
「入れ墨(刺青)=暴力団」というイメージができ、入れ墨があることで周囲を威圧することにつながったといえます。
また、少し昔は今とは異なり、どの家庭にもお風呂があったわけではありません。銭湯に行く人が多かった時代においては、入れ墨が入った人を入場許可してしまうと、周囲の人が威圧的に感じる可能性が大きいといえ(今でも多少はそうでしょう)、そのため一般のお客様の安全と安心を考慮して、現在も多くの銭湯や温泉施設(特に民間)が入れ墨・タトゥがある人の入場規制を行っていると考えられます。
★★
確かに上記の”どの家にもお風呂があった訳ではない”、ということを考えればこのような施策を施したことに対して理解も出来る。
しかし現代はもうこの頃とはだいぶ変わってきている。ファッションで入れている人も、日本人以外で普通に文化として刺青を入れている人も日本に来るのだ。
威圧感があるのがダメというのであればトヨタ系ミニバンも威圧感が売りなので、温泉地に乗ってきてはいけないことになるだろう。
刺青を入れる日本人はそういった、わが国における文化的背景はわかっている。
刺青を入れるという事はみんなが入っている温泉に入れなくなることだ、という覚悟の上実行している人が多いはず。
かわいそうなのは海外からはるばるやってきた人だ。
温泉のマナー等の別問題もあるが、それは抜きにしてもせっかく楽しみに来たのに刺青があるので入浴ダメではなんとも切ない。
段々刺青も温泉地で受け入れる流れも出てきているが、今回俺が温泉の禁止項目について物言いたいのはこんなことではない。
温泉は、、、
刺青を禁止にするんじゃなくて【水虫】を入浴禁止にしてくれ!
俺は以前温泉が好き過ぎて、源泉かけ流しの温泉ばかりを求めて週に3~5回各地の魅力ある温泉地に向かった。炭酸泉、硫黄泉、アルカリ泉に酸性泉、、、いろんなお風呂に使って楽しい時間を過ごした。
その結果、水虫に感染したw
バスマットとか危険らしい。
HisamitsuのブテナブロックVaの家族への水虫マナー欄にも記載がある。
"皮膚の最外層(角質層)のはがれたアカのなかに住んでいる水虫菌は、皮膚がふやけたお風呂上がりにもっとも落ちやすくなります。
水虫の方は、浴用タオルやバスタオルは家族とは別のものを使用して下さい。そしてもっと大事なのは足拭きマット。家族共用になりがちですが、出来るだけ水虫の方は別のマットを使用してください。
爪切りも共用、貸し借りは厳禁。温泉などで共用のスリッパは素足ではかずにできるだけマイスリッパの持参を。"
そして、水虫の菌は皮膚に付着して24時間を過ぎた頃から感染する可能性が高くなる。
逆に言えば24時間以内に足を綺麗に洗えば感染を防ぐことが出来るが、足の皮膚に傷口などがある場合は12時間で感染するというデータがあるそう!!
何とも恐ロシア。
あとはご存知の通り、水虫の治療薬を作ったらノーベル賞ものなんていわれる位、治すのが難しい菌である。
そんな治療困難な水虫菌にたった12時間で感染してしまうのだ!
俺のような、やや潔癖症寄りの人間には怖いことこの上ない。
幸い、究極の荒療治によりわずか2週間で完治したが、感染が怖くてもう温泉には行けん。
いいか、大事なことだぞ!
刺青は移らんが水虫は移る!!
しかもすごい感染力で1回感染したら治すのはめちゃ大変!
刺青は入浴していいから水虫を禁止にしてくれ。