のぶろぐ13。

重症な車バカの道楽ライフ

LEXUS RCF 2019 レビュー。

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壊滅的なカッコ悪さのトヨタ製スポーツカー。

 

イニシャルDとか興味ないので読んだことないが、そういった系統の車が好きな人にはかっこよく見えるのだろうか?

 

現行ではFerrariの488やアルファロメオの4C、ポルシェ911ボクスター辺りがカッコいいと思う俺にはこの車のカッコよさは1mmも理解が出来ない。でも、イメージ的には峠の走り屋漫画に出てくる国産改造車のイメージだ。ダサい。

 

 

 

エクステリアは直線と曲線が混ざった複雑な形をしていて、グニャグニャしている。

後ろも飛び出したテールライトに微妙なリアウイング、ワイドフェンダーにカーボンディフューザー。走りを期待させるパーツが所狭しと並ぶが、デザインの調和が取れていなくてぐちゃぐちゃに見える。

 

フェラーリ488のデザインは惚れ惚れするが、それとRCFのデザインを比べるのはバカラのグラスと検尿の紙コップがどっちが美しいか比べるくらい、とんでもない差がある。

 

しかし、以前峠の走り屋から面白いことを聞いた。

曰く『新しいトヨタの86には興味がない。だってカッコよくなり過ぎちゃったから。』

だそうだ。

 

国産スポーツカーのダサさも魅力の内なのだろか??

 

とんこつラーメンの臭さが魅力みたいなものだろうか??
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車両スペックは以下の通り。

全長 4,710

全幅 1,845

全高 1,390

重量 1,720kg

エンジン

4,968ccV型8気筒

最高出力 481ps

最大トルク 54.6kgm

後輪駆動

トランスミッション 電子制御8速オートマチック

1,404万円

 

一番興味あるのは今時、絶滅危惧種である5,000ccV8エンジンのサウンドと走りである。

現代の高品質なターボはパワーとエコの両立には欠かすことが出来ない。しかし、代わりに感性に訴えかけてくるようなエグゾーストノートまで奪ってしまう。

この車には感性に訴えかけてくるサウンドを発する可能性が秘められている。


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室内に目を移そう。

 

室内はプラスチックパーツと金属調プラスチックパーツ、そして趣味の悪い赤黒のインテリア。スポーツカーにおいて第一優先事項は軽量化なのでプラスチックパーツ多用は問題ない。後はプラスチックでも質感とデザインのセンスでどうとでもなってくるが、そこまで気が回るメーカーではない。

 

ハザードランプの下の横穴はCD入れるところですか??w

2019年モデルなのに20年落ちの車に乗ったかのような感覚になる、時代遅れなインテリア。

これも魅力の一つかいな??

 

肘起きは赤いスウェードで足元の壁部分も赤いスウェードになっている。

酷いな。。

 

一応4人乗りだが後席の2人は人間が乗ることは想定していないだろう。

この辺りは大きな荷物置きと見れば全く問題ない。スポーツカーにはよくあるパターンだ。
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パワーウィンドウの操作スイッチ周辺はカーボンの赤ステッチで、それを微妙に色が違う赤いレザーで囲うとか、、、。すごいセンスだな。
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横幅も小さいのでスーパーカーみたいにサイドシルが広い、という事もない。

乗り降り楽チン。
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さてエンジンをかけてみよう。

コールドスタート時はファストアイドルでグワッとエンジン回転数があがる。

チューニングカー乗っているようなサウンドで気分はよい。国産のチューニングカーサウンドという感じだ。スーパーカー的な高密度で、キメ細かい粒のサウンドではない。

しかし、あっという間にファストアイドルが終了し静かになった。

 

ブレーキを盛大に鳴かせながら路上に出る。

第一印象は快適。視界も広く何も不自由がない。窓を閉め切ってしまえば静か。窓を開けてみたら、、、静かだったw

スポーツカーというより普通のセダンに乗っているような感じ。

 

BMWのM4コンペティションに比べればハンドルも軽くサスの突き上げもないため、問題なく足車になる。見た目からは想像できない優しい乗り味にびっくり。

 

左右に車を振ってみても、そこまでストイックに詰めた車の動きではないと思った。走行モードなんかにもよるのかもしれないけれど、全体的に緩い感じでBMWで例えるとMのパフォーマンスくらいな乗り味だ。(アウディでいうとSライン)

 

さて開けた道に出たのでマニュアルモードで5,000ccV8NAサウンドを聴いてみよう。

2速から上まで回してみる。

 

 

がるるるるる!!

 

 

アメ車っぽい。

官能的なよく回るエンジンというより、大振りで豪快なサウンドというイメージ。

まぁはっきり言うと、粗野でいい音じゃないから好きではない。それに当然だが速くない。

アメ車っぽいというのは官能性とは無縁だ。

トラックの音みたいで一度聴いたらもう満足。

 

トルコンは電子式8速だそうだが、特にシフトアップはDCTに慣れてると反応が遅くショックが大きく萎える。

今はトルコンでも変速スピードの超速化が進んでいるが置いていかれている様子。

 

 

ただし、これはあくまで街乗りでの話。

今回は街乗りしかしていない。

どうでもいいSUVとかならまだしも、スポーツカーはちょこちょこっと法定速度で走っただけで真の魅力はわからない。(本当にいい車は時速5kmで走っても良さがわかるかもしれないが)

サーキットやワインディングで走らせれば、びっくりするほど水を得た魚になる可能性もある。

 

それなのでここまでの情報でよくない車と決め付けるのは時期尚早。

見た目のダサさはサーキットに行っても変わらないので、これに関する印象は変わらないと思うが、走りに関してはまだわからない。

 

逆にわかったのは普段の足車に使えるかどうか、という点ではBMWのMモデルの比にならないほど優秀な車だ。しかし、それが牙をむいた時BMWのMモデルのように笑顔になれる車かどうかはわからない。

 

本当にいいスポーツカーは飛ばさなくても楽しいと思う。

フェラーリの360など街中で時速20kmで走っていてもそのサウンドによだれが出た。

 

今回乗ったRCFは街中では運転していて少しも楽しくなかった。

やはりドイツのスポーツモデルに比べると全体的に動きが緩慢だと思う。クイックさがない。

専門家じゃないから細かいことはわからないけれど、五感に訴えかけてくるものが何もないのよ。


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