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Volks Wagen ザ・ビートルデザイン 2019 レビュー。

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可愛いアイツのドライブフィールとは。

 

今年2019年で販売終了となってしまうワーゲンのザ・ビートルに乗ることが出来た。

かわいい自動車のアイコン的存在であるビートル、販売終了になってしまうのは悲しい。例え自分が乗らなくても売り続けていて欲しいものだが、現実はそうもいかないようだ。

 

 

 

 

 

販売終了となる原因としてはディーゼルでの不正事件による販売減少、また2012年に新型として導入して以来7年が経過したモデルサイクルの終了もあげられる。

ビートルは現行のゴルフやポロよりも古い『ゴルフ6』のコンポーネンツを採用しているため、現行のゴルフやポロとは生産ラインが別になってコストが高くつくことも原因であるそう。

 

どんなに良いデザインでも売れなければ意味がない。大きな会社であればなおさらだし、車両電動化時代が目前に迫った今、販売台数が振るわない車にいつまでもこだわっている訳にもいかないのかもしれない。
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ザ・ビートル スペック

 

全長×全幅×全高
4285×1815×1495mm
ホイールベース
2535mm

車両重量
1300kg

最高出力
105ps(77kW)/5000rpm
最大トルク
17.8kg・m(175N・m)/1500~4100rpm
種類
直列4気筒SOHC8バルブICターボm
総排気量
1197cc

過給機
IC付きターボ 

駆動方式
FF
トランスミッション
7AT


燃料タンク容量
55リットル
使用燃料
無鉛プレミアムガソリン

タイヤサイズ(前)
215/55R17
タイヤサイズ(後)
215/55R17

278万円

 

横幅は広いがコンパクトなボディに1,200ccのエンジン。

馬力もトルクも現代の自動車としてみれば大きくないが、このサイズのクルマを動かすには充分だろう。
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インテリアはエクステリアと同色。フィアットの可愛いさとは違い、ところどころドイツ車的な質実剛健テイストが見られる。(ドアノブやシフトレバー、アクセル、ブレーキペダルのデザイン等)
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オルガン式のアクセルペダル。

外側から見ると中は相当狭いんだろう、と覚悟したが予想外に広く驚き!

サイドミラーの下部が黒いのはなんだかポルシェっぽい。

以前ポルシェはサイドミラー下部のボディ同色ペイント仕上げがオプションであったが、今もあるのだろうか。
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荷室も充分な広さがある。

特に不自由はなさそう。
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エンジンをかけて動かしてみる。

車内はとても静かで静粛性が高い。7速のDSGも勿論スムーズ。

 

見た目の可愛いさから打って変わって、乗り味は完璧ドイツ車である。

フワフワではないサスは路面の衝撃をしっかり伝えてくるし、堅牢なクルマを右へ左へと動かしている感じがある。

普段ドイツ車に乗っているので、ほとんど何も変わらない感じがするw(多分、中身はほとんど同じだろう)

 

マニュアルモードでの加速も排気量と馬力を考えたら必要充分だし、車内の静けさもGood。クルマの性格的にサスはもっと柔らかくてもいい気がするのだが、、、。

 

イタリア車の可愛さとは対照的で、かわいいから多少の不具合には目をつぶろうという雰囲気のイタリア車とは違い、かわいいけど乗り味は硬く機械としても成熟されているドイツのフォルクスワーゲンザ・ビートル。

 

このクルマが販売終了になったのは残念ではあるが、車自体が無くなる訳ではないので中古車としてあるうちは今後も手に入れることは出来る。(まだ在庫があるところで新車として購入することも出来るだろうし)

今度復活することがあれば電気自動車としてデビューかな?

 

長いことお疲れ様でした。

また会いましょ、ビートル♪
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