自分にとって『いいクルマ』とは。
自動車も嗜好品の1つ。正解はない。クルマに何を求めるかは人それぞれだ。
俺は元々ミュージシャンなのもあり、尋常でない『音』に対するこだわりがある。どんな乗り物であっても素晴らしい音であれば、それだけで一気に高評価になる。
しかしそれだけがいいクルマの条件ではない。
俺は【笑顔になれるクルマ】が大好きである。
これには色々なパターンがある。
例えば見た目がかっこよくて、もしくは見た目が可愛いくて笑顔になるクルマがある。
また、見た目がダサすぎて笑えて笑顔になるクルマもある。
運転していて楽しくて、笑顔になれるクルマもある。
ただ、残念ながら世の中にある大半のクルマは、1分でもハンドルを握っていたくないクルマだ。
しかし、中にはもっと運転していたいと思うクルマも確実に存在する。
目的地に着いてしまったことをがっかりしてしまうようなクルマが大好きだ。
最近だとBMWのM2コンペティションやi8ロードスターがそれに当たる。バイクの方が多いかもしれない。
これらのクルマは乗っている間も、クルマを降りてからも、しばらく笑顔でいられる素晴らしいクルマだ。
俺はこうした笑顔になれるクルマが大好きだ。
これらの、自然に笑みがこぼれるクルマを自分は『いいクルマ』と定義している。