のぶろぐ13。

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BMW M2 コンペティション 2018 レビュー。

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今年最高のエンジン賞。

 

サウンドと言えばフェラーリランボルギーニに代表されるようなスーパーカーの専門分野だと思っていたが、いやはやBMWの相当なもんだ。

見た目は寸詰まり感があって、食わず嫌いだったM2コンペティションだが、動力性能もさることながら官能的なサウンドに鳥肌が立った。

 

 

 

正直、M4乗った時も本領発揮のパワーまで見てはいないものの、思ったより良くなかったというのが率直な感想。最近、『日常使いできるスポーツカーやスーパーカー』が増えてきている。

 

逆に日常使いできないモデルの方が少ないと思う昨今のスポーツカー業界。

一台でどんなシーンでも対応できる懐の深さは助かる反面、非日常面での魅力は衰えている気もする。

 

ハンドルを握ってアクセルを踏む、その瞬間アドレナリンが沸き起こる、、、こうした車になかなか出会わない。自分の感覚が置いて行かれているだけかもしれないけれど、周りには『最近の車はどれ乗っても同じだから興味すらない』という意見も少なくない。

 

そんな中でのM2コンペティション試乗。

BMWの6気筒エンジンの底力を思い知った。
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エンジンがM3/M4と同じ本物Mエンジンが搭載されたM2コンペティション

スペックは以下の通り。

 

●全長×全幅×全高=4475×1855×1410mm
ホイールベース=2695mm
●車両重量=1610kg
●エンジン=直6DOHCターボ
●排気量=2979cc
●最高出力=410ps/6250rpm
●最大トルク=550Nm/2350-5230rpm
トランスミッション=6速MT
●駆動方式=FR
●車両価格=873万円

 

乗り込んでみると中は質素。
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サイドシルにはM2コンペティションのロゴがかっこいい。

ただし、シートメモリーの四角いボタンは信じられないほどかっこ悪くダサい。

昭和のビジネスホテルのエアコンスイッチみたいなデザインだ。
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スピードメーターはシンプルでかっこいい。無駄なものは一切なし。
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ハンドルのステッチはMカラー。
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ナビは大きくて見やすい。

インパネはすごいアナログ。
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エンジンをかけ動かしてみると、ゴルフRのように遠くから野太い音が聴こえ、秘めたる力強さを感じる。しかし、スポーツプラスに入れても足はそこまで硬くならず完璧に普段使い可能なレベルのサス。優しい。

 

ドライブモードで走っている限りは特に力強い感じもなく、ほんとフツーにいい車。

しかし、スポーツ+モードにいれアクセルを強く踏み込んだら世界が一変!

 

ノーマルマフラーでも充分と思わせるほどの音量と、ビックリするくらい官能的なエンジンサウンドを響かせ気持ちよく加速する。

使いきれるパワー感に素晴らしいサウンド

 

いやこれ、マジで音が素晴らしい!

素晴らしすぎる。ターボ化されたフェラーリV8サウンドより断然官能的。

音が綺麗で3000~4000回転を越えた辺りから澄んだ快音を響かせる。

 

ずーっと聴いていたい。

めちゃめちゃ素晴らしい音。

 

スーパーカー以外でこんなに『音』に感動したのは初めてかもしれない。

フロントフェイスは文句なしにかっこよく、サイドビューはまぁ、、、でリアはノーコメント。

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ただただエンジンサウンドが素晴らしい。
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普段使いには全く問題ないし車内も静か。

高回転まで回せば魅惑のシルキーシックスサウンド

 

この車はサイズ感、パワーが丁度良く素晴らしいサウンドを奏でるので一気に手に入れたい車リストの上位に来た。

 

いや、ホントにいい音。
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