すっかり秋も終盤に。
暑すぎて乗れない夏がようやく終わり、やっと涼しくて乗りやすい時期が来たと思ったのもつかの間。一瞬で冬が全力&ヘッドスライディングで飛び込んできた。
バイクは好きだが気持ちよく乗れる時期が短すぎるのが欠点。
今日は気温10度前後の中、ボルドールの慣らし運転。購入後乗るの2回目。
ホンダのバイクは良い
四輪に関してはわからないけれど、バイクに関してはホンダの作品は突出している物が多い。
最近のモデルなんかもCB1100も素晴らしいしCB400スーパーフォーもCB1300も大人気。CBRは猛烈な速さだしゴールドウイングのライバル不在の孤高のグランドツアラーっぷりは無敵。
乗った事ないけれどスーパーカブとかも耐久性がズバ抜けているからこそ、これだけ日本中、世界中で愛されている。
全てにおいて妥協がない作り込みが乗り手に伝わる。
バイク作りの歴史を読んでみればホンダのバイクは、ホントにバイクが好きな人達が作ったというのがわかる。
・予算が下りなかったから販売出来ない流れだったが、自分達の作ったバイクが諦められないエンジニア達が会社に隠して裏で作り込み続けていた。
・購入するお客さんには変えてもわからないレベルだけど、作った責任者が極わずかなタペット音が気に入らず発売寸前で作り直した。
みたいな、そんなエピソードがとても多い。
そのバイク好きの情熱が具現化したホンダのバイクに乗ると、その込められた男たちの情熱を感じる事が出来る。
CB1300SB30thはまさにその代表車種の1つ。
当初社内で反対されたが譲れない男たちが折れずに密かに作り込み続け、意地で会社を納得させて世に出した一台。そんなCBの30周年モデル。
何年も前からずっと優等生バイクだが完成されたバイクの姿の1つだ。
万能ジャンルにおいて。
飛ばしても楽しそうだけどそうでなくても、街中をダラダラと走ってるだけでもバイクって楽しいな、、、そう思える魅力がある。
運転姿勢が楽だしクラッチ軽いし車体も軽い。実際には少し重いけれど軽々運転できるバランス&取り回しの良さがある。気難しい所が無い。
塗装もキレイ。
山に上がると寒そうだから下道で走り回っていた。
今年はもうすぐ標高高い所は雪が降りそうだから、ボルドールで長距離ツーリングはいけなそうかな。
赤白の塗装と赤フレーム、ゴールデンパーツのコンビネーションがいいのよ。
後部席の下にはヘルメットホルダー(ヘルメットの盗難防止ロック)、荷物がかけやすいように荷かけフック標準装備。フロントカウルの内側には鍵付きの小物入れ。
この辺は完璧に日本車。
これが例えばハーレーなんかになると、
『お!ここに大きな隙間が空いてるけれど何かあるかな??』
と覗くと大きな隙間が空いてるだけだ。
ETCカードはどこに差すのかな??
とETCカードを片手にハーレーのETC車載器を探しても、そんなものは無い。
400万円もするのにETC車載器は別売りなんだ。(100万円の日本車には標準装備)
それだけなんだ。
優等生のホンダバイクはETC車載器も標準装備だしグリップヒーターも標準装備だ。
グリップヒーターは素手で触ると火傷しそうなほど暖かくなるので、寒い時期でも手が冷え冷えにならずバイクに乗る事が出来る。
ホント最高。
褒めてばかりだが貶すところが無い。
このバイクは最高に気に入ったので一生乗り続ける事にしようと思う。